2017年9月14日
株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、一般社団法人全国銀行協会(以下、全銀協)が新たに構築する「ブロックチェーン連携プラットフォーム」*1(以下、本プラットフォーム)において、ブロックチェーンの実証実験環境を提供するベンダーとして選定されました。
本プラットフォームは2017年10月中に稼動開始予定であり、全銀協の会員である各銀行向けに、新たな決済・送金サービスや本人確認・取引時確認、金融インフラ(全銀システム、でんさいネットシステム等)などのブロックチェーン技術(分散型台帳技術)の活用に関する実証実験環境として提供され、実用化に向けた検討が実施されます。
日立は、本プラットフォームの実証実験環境のひとつとして、オープンソースのブロックチェーン基盤である「Hyperledger Fabric 1.0」の利用環境をクラウドサービスで利用可能な「Hitachi Blockchain PoC環境提供サービス for Hyperledger Fabric」*2を提供します。
日立は、米国の非営利団体The Linux Foundationが設立したブロックチェーン技術の国際共同開発プロジェクト"Hyperledger"に設立当初よりプレミアメンバーとして参画しています。ブロックチェーン・コア機能のオープン・イノベーションによる開発に取り組み、コミュニティ活動に大きく貢献するなど、ブロックチェーンへの取り組みを加速しています。今回の取り組みをはじめ、IoTプラットフォーム「Lumada」*3の活用など、今後も新たな金融サービスを提供するデジタルソリューション事業に注力していきます。
株式会社日立製作所 金融ビジネスユニット 金融システム営業統括本部 [担当:高島、小清水]
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以上