日立ECMソリューションは、金融機関が持つ各種文書を紙と電子のそれぞれの形態を組合せて管理・活用する事で、新たな文書利用シーンを実現する次世代ソリューションです。
従来より文書管理に関する多様なソリューションを展開してきましたが、汎用性と拡張性を備えたECMプラットフォーム製品「OnBase」をラインナップに加え、顧客ニーズの変化をサポートします。
本ソリューションでは、金融機関で利用している紙文書の管理を実現します。加えて、電子化された文書を汎用業務フローにのせて利活用する機能を実装しています。
各金融機関における特有の業務については、現在利用されているシステムと連携する為のインターフェースを備えることで、文書の利活用をサポートします。
これら機能とこれまで日立が実現してきた金融システム構築のノウハウを組み合わせる事により、業務遂行における文書利活用の利便性向上と効率化を実現すると共に、新たなワークスタイルの実現を強力にサポートします。
サブシステム、営業店システム、顧客管理システムなど各業務システムで作られた文書を社内のさまざまな端末からアクセスできます。
システム横断で文書を一元的に管理できるため、迅速に情報を探すことができ、業務効率の向上を支援します。
どこからでも統合文書管理システムにアクセスできるため、オフィススペースの削減、通勤/旅費を削減できるだけでなく、場所を選ばず柔軟に効率良く仕事をするための環境を実現します。
ワークフローのシステムを実現できます。これによって、ビジネスプロセスを一部自動化し、複数の部署をまたがる審査・承認でも迅速に実施できます。
文書の発生から、活用、保存、破棄までのライフサイクルを管理することによって、文書の棚卸や廃棄を確実に実施し、コンプライアンスへの対応を支援します。
また、監査証跡を取得のために、文書に対して、いつ、だれが、何をした情報を保持することよって、社内ガバナンスの向上に役立ちます。
さらに、文書に対するアクセス権限を細かく設定することよって、セキュリティを確保できます。
お客様固有の要件やビジネスの状況に応じて、必要な機能を必要な数だけお選び頂き、小さく早く運用を開始できます。
現場からのフィードバックを得ながら段階的に改善・拡張していくことで、俊敏性・実効性の高いBPR、ROIの高いIT投資の実現をサポートします。