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異業種連携サービスの実現に向けたユースケース検討

サステナブルファイナンスプラットフォーム

持続可能な発展は、現代社会および官民の組織にとって最優先課題です。これを実現するには、環境的に持続可能な事業を支援する投融資の促進が求められています。

しかしながら、グリーンローン、グリーンボンド、サステナビリティリンクローンといった革新的な金融市場を今後も成長させるには、投資されるプロジェクトが生み出す環境・社会への効果を示す、測定可能かつ比較可能な指標を示す必要があります。

日立はこのニーズに応えるため、エネルギーやモビリティの分野で脱炭素化を推進してきた経験を金融分野に活用し、投資効果の可視化と検証に取り組んでいます。

「サステナブルファイナンスプラットフォーム」は、IoT、ブロックチェーン、AIといった複数のデジタルテクノロジーを活用して、金融市場が抱える直近の課題を解決します。将来的には、透明性の高いモニタリングや市場機会の特定、データ分析などの機能を有し、金融市場の関係者全員にとってWin-Winになるようなエコシステムを実現することをめざしています。

主な提供価値は、効率的なレポート作成、投資の意思決定支援、透明性の確保、複数事業のアグリゲーションの4点です。

サステナブルファイナンスプラットフォーム

顧客価値視点でイノベーティブなユースケースを発想

ブロックチェーンの技術的な特徴と現行業務の課題を掛け合わせただけでは、現行のビジネス領域内の発想にとらわれてしまい、ブロックチェーンならではの革新的なユースケースに辿り着くことは困難です。

日立は、お客さまの価値視点からユースケースを発想し、日立の幅広い事業ドメイン知識を活用して、ブロックチェーンを用いた異業種連携サービスのユースケースに向けさまざまなプロトタイプの作成・実証実験を行っています。

異業種連携サービスのプロトタイプの一部をご紹介します(新規ウィンドウで開きます)。

ブロックチェーン提供価値を11類型に分類したパターンブックを公開

ブロックチェーン提供価値を11類型に分類したパターンブックを公開

ブロックチェーンの適用ユースケースをユーザ価値に基づいて11パターンに整理しました。このパターンを活用することで、異業種間連携サービス・ソリューションのアイデアを加速します。

  • #01 Resell/Sublease Tracking 転売/又貸しの追跡
  • #02 Adjustive Value 相互に調整可能な価値
  • #03 Selectable Traceability 流通経路の選択
  • #04 Seamless Wallet 異なる価値を混在させた価値交換
  • #05 Postpay Allocation 支払元・支払い先の割り振り
  • #06 Purpose Control 目的外使用の制限
  • #07 Stackable Value 累積された価値の保証
  • #08 Temporary Credit 一時的な与信
  • #09 Mashup Ledger 業界台帳のマッシュアップ
  • #10 Community Credit コミュニティ与信
  • #11 UN/RE-Bundling 最適化のための解体と再編

そのほかの取り組みはこちら

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