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2020年8月4日

JustwareにGEMPLANETフレームワークを統合
画面開発支援機能を強化し、エンタープライズアプリケーションのさらなる開発効率化を実現


  株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、大規模システムやオープンシステムにおけるアプリケーション開発のさらなる効率化を目的として、日立アプリケーションフレームワーク「Justware」に「GEMPLANET」フレームワークの機能を統合します。

  Justwareは、大規模なアプリケーション開発の統制と品質確保を支援し、GEMPLANETフレームワークは、日立のERPパッケージの中核となる基盤機能としてPCブラウザーとスマートデバイスの両方に対応したWeb画面のレイアウト・デザインや、画面の開発を効率化するための部品を提供してきました。今回、JustwareにGEMPLANETフレームワークの機能を統合することで、Justwareが提供してきた開発部品群に加えて、画面開発のためのレイアウト・デザインや部品を使って開発ができるようになり、さらなる開発効率化を実現します。

  近年、ICTの急速な進化やデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の加速により、エンタープライズアプリケーションは複雑・多様化しています。そのためアプリケーション開発のさらなる効率化が求められています。
  Justwareは、金融・公共分野のシステムを中心に、ミッションクリティカルかつ大規模なアプリケーション開発のための開発標準、プログラムの設計書をもとにしたソースコードの自動生成の提供により、大規模アプリケーション開発の統制と、品質や信頼性の向上を支援してきました。
  GEMPLANETフレームワークは、主に製造・流通分野のシステムで、基幹システムに必要となる基本機能に加えて、Web画面のレイアウトや画面操作性の統一をはかるデザイン、画面開発のための部品群を提供し、開発効率向上を支援してきました。
  今回JustwareにGEMPLANETフレームワークの機能を統合することにより、画面開発支援機能を強化し、エンタープライズアプリケーションのさらなる開発効率化および品質向上を実現します。
  また、「Justware 統合開発プラットフォーム」と組み合わせて利用することで、リモート開発を支援します。

  日立は、幅広い分野のシステム開発、ならびに関連するコンサルティングで実績とノウハウを培ってきました。今後も、Justwareの機能強化に取り組み、お客さまのDXに貢献してまいります。

統合によってJustwareに追加される画面開発支援機能

1.画面パターン化設計技法

  業務をパターンに分類し、あらかじめ決められた画面レイアウト・画面遷移にあてはめる「パターン化設計技法」と、それに基づくシステム基盤を提供します。画面レイアウトなどは必要に応じてカスタマイズできます。

2.基本機能

  ログイン、権限、サービス時間などの管理機能や、組織や社員情報のメンテナンス機能を提供します。お客さまのシステム運用および組織体系に柔軟に対応する各種基本機能を提供します。


JustwareとGEMPLANETフレームワークの歴史

1997年 日立ERPパッケージを提供開始
2004年 統合アプリケーション構築基盤 「Justware」を提供開始
2005年 日立ERPパッケージの中から、共通基盤を単独で提供できるよう拡充し、
「GEMPLANET Ver.2フレームワーク」として提供開始
2016年 「Justware」に対して、Java EE 7*1への対応および機能を強化・拡充し、
「日立アプリケーションフレームワーク Justware」として提供開始
2020年 JustwareにGEMPLANETフレームワークの機能を統合
*1
Java EE:Java Platform, Enterprise Editionの略。

関連情報

 

商標に関する表示

  • OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部
アプリケーションサービス事業部 事業企画部

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以上

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