安定配水と省エネを両立した配水コントロールシステムを提供します。
上水道事業における消費電力の半分以上を、取水や送配水などのポンプ制御で使用しています。配水制御において、安定した配水を維持しながら消費電力を削減するためには、配管内の水圧変化を正確に把握し、需要に応じて配水設備を制御することが必要です。
浄水場ごとに配水エリアを色分け表示し、配水管網全点の流量・圧力を見える化する監視システムを提供します。また、配水設備の制御値をシミュレーションによる自動演算で算出するため、配管内の水圧の適正化、漏水の低減、管路劣化の抑制、無駄な消費電力の削減が見込めます。
オンラインで取得した配水設備の運転実績データや水量の需要データをもとにシミュレーションを行い、最適な配水設備の制御値を演算する技術を適用しています。演算結果を、周期的に配水設備に反映することで、継続的に最適な配水コントロールを実現します。