水処理設備のハード的な更新だけでなく能力アップなども既設設備を利用して行えます。
一般に水処理設備の耐用年数は5〜20年とされています。このため更新などのサイクルが一般の建築構造物に比べて早く、何らかの対応が必要となっています。水処理設備の寿命は、錆や磨耗などの物理的寿命だけでなく、消費電力料や保守費などの経済的なものや、規制・基準の変更などの社会的要因が相互に関係します。リニューアルはこれらを総合的に判断して行われます。当社は、水処理設備の総合プラントメーカーとして、ハード、ソフトの両面からお応えします。
設備機器のリニューアル
システムのリニューアル
適切なリニューアルの時期は、老朽化などの一つの寿命要素で判断してはいけません。
寿命を総合的に判断して決めることが大切です。
定期的な保全を行っていても、年々減ってくる物理的寿命と、時代のニーズにともなう社会的寿命。このバランスをどこでとるかがリニューアルの決め手です。
LCC(ライフサイクルコスト)が最低になる年数(No)が設備の経済的寿命です。
水処理設備のリニューアルには専門家による適切な診断が必要です。
水処理設備の診断にあたっては、ユーザーの改修目的をお聞きした後に、設備の現状の把握から始めます。当然、設備全体をシステムとしてとらえ、水処理設備の物理的・社会的劣化を定性的あるいは定量的に診断を行い、設備の改善に関するご提案をいたします。