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マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)は、2005年12月、「Microsoft® SQLServer™ 2005日本語版」をリリースいたしました。Microsoft® SQL Server™は、エンタープライズ用途のリレーショナルデータベースとして多大な実績を上げてきた製品。今回の新製品の発表イベントでは、日立さんにはプラチナスポンサーとして緊密な連携・協力をいただきました。
今回のエンハンス、第一の目標は、メインフレームクラスの信頼性、多様性、拡張性を提供することにあります。現在、さらなるパフォーマンスの向上を目指し、意思決定支援システムの業界標準指標であるTPC-Hベンチマークを、日立さんのBladeSymphonyで実施している最中です。日立さんと米国本社の私どもの開発チームが、BladeSymphony、Microsoft® SQL Server™ 2005、双方の利点を統合すべくチューニングを重ね、その途中経過は非常にすばらしいものになっています。 また、昨年の1 2 月から開始されたBladeSymphonyの北米市場への展開においても、米国での営業・マーケティング活動の面で協力させていただき、大きな可能性を感じております
現在のITシステムは複雑さを極めています。多数のサーバでの分散運用は、オペレーションの面からも、コストの面からも、限界に来ています。今やブレードサーバーによる複数業務の統合は、単なるトレンドではなく、本当に重要なものとなってきています。
Microsoft® SQL Server™ 2005は完全に64ビットをサポートしています。メインフレームクラスの信頼性を確保したことも相まって、今後、Windows®プラットフォームにおける大規模システムのサーバ統合のニーズが高まると見ています。 その時、BladeSymphonyはサーバ統合を加速させる魅力的な能力を持っています。それは、スケールアウト、スケールアップというリソース増強のための2つの手法が、世界で唯一、ワンボックスで実現できること。Webサーバはスケールアウトで、DBサーバはスケールアップでという柔軟な運用が可能になり、それらをシャーシ内で一元管理することで、オペレーションが非常に容易になります。BladeSymphonyとWindows®が組み合わされた時、優れた柔軟性と信頼性を兼ね備えたサーバ統合を実現できるのです。
Microsoft® SQL Server™ 2005の大きなアドバンテージとして、アプリケーション開発の容易性が挙げられます。「Microsoft® Visual Studio® 2005」を統合したことで、他社プラットフォームと比較して、アプリケーションのコーディングが約70%で済みます。さらに、ビジネスインテリジェンスの強化により、お客さまは膨大な情報をもとに、スピーディーな意思決定が可能になります。
これらの取り組みはすべて、ビジネスと人々のポテンシャルを最大限に発揮させる「Your potential. Our passion.™」という、マイクロソフトのビジョンに行き着きます。私どもは、プライスパフォーマンスだけではなく、投資の最高価値を追求しようとしているのです。 BladeSymphonyやMicrosoft® SQL Server™のような基幹系システムにとって重要なのは、その投資で人間の生産性がどのぐらい上がるかに尽きます。開発、運用、そしてデータ活用がますます効率化されたBladeSymphonyのWindows®プラットフォーム――そこから、新たなビジネスバリューが生まれることでしょう。
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