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日本HPと日立が両社で育てたHP-UX。
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)が日立さんとの包括契約をスタートさせたのが1989年。そして昨年ついに締結15周年を迎えました。その間、さまざまな形の協業がなされましたが、やはり1996年から始まったHP-UXの共同開発が大きなエポックと言えるでしょう。 私どもはITのオープン化と共に成長してきた、オープンシステムに強い企業。一方、日立さんは長年、メインフレームシステムを手掛けられ、信頼性や品質の面で多くのノウハウを持っておられます。日立さんのエンジニアが弊社に常駐する形での緊密なコラボレーションによって、HP-UXはOSとして細部まで磨かれたものになったと認識しています。おかげさまで日本国内における売上で、HPのUNIXは、UNIXベースのOSとして11四半期連続No.1の実績をあげました。今後も継続的に協業し、日立さんにはHP-UXをさらに高い領域へと信頼性を進化させていただきたいと期待しています。
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さらに幅広いHP-UX搭載システムの提供へ。
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次の15周年への1年目の今年5月、日立さんと日本HPによってBladeSymphonyのHP-UXサポートへの合意がなされました。これまでも、日立さんのHA8500やHITACHI9000Vにおいては、HP-UX対応システムとして、基幹業務向けを含めて幅広く展開していただいており、多くの実績があります。今回、BladeSymphonyがHP-UXをサポートしたことで、日立さんとの協業ビジネスがより強固になるとともに、HP-UXソリューションの提供の幅が広がり、お客さまのさまざまなニーズにより一層応えることができるようになります。 また、お客さま企業が高い処理能力を持つItanium® 2環境へスムーズに移行するためには、単にItanium® 2サーバを提供するだけでなく、OS、ミドルウェア、ISVによるアプリケーションなどを包括したソリューションを潤沢に用意する必要があります。そのために今回、世界の主要ベンダーとソリューションプロバイダーで「Itanium® Solution Alliance」が結成され、日立さんとHPは中核メンバーとして活動しています。この中で、さらに新しい協調関係が進んでいくでしょう。
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求められる「統合化されたIT基盤」。
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いま、企業のリソース要求は多岐にわたり、同時に乱立したサーバを統合してTCOを削減することが求められています。このニーズにこたえるために、日本HPでは、「統合化されたIT基盤」の構築をめざしています。HP-UXは、フロント業務から基幹業務まで対応でき、さらに高度な仮想化技術を持っています。そのHP-UXをベースにプラットフォームを構築することで、多様なリソースを高信頼に集約しながら、同時にそのリソースを有効活用――優れた柔軟性と信頼性を兼ね備えたサーバ統合を実現できるのです。 いま、業種アプリケーションはもとより、バック、フロントを問わず、あらゆるプラットフォームに高信頼のHP-UXが求められる時代です。そうしたお客さまの多様なニーズに的確におこたえするためには、企業の壁を超えた連携が不可欠です。日立さんとは、お客さまビジネスを成功に導くパートナーとして、さらに協調を深めていきたいと考えています。
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会社概要
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日本ヒューレット・パッカード株式会社
本社 |
東京都品川区東品川2-2-24 |
設立 |
1999年7月 |
従業員数 |
約5,700名(2004年1月現在) |
URL |
www.hp.com/jp |
コンピュータ、コンピュータ・システム、コンピュータ周辺機器、ソフトウェア製品の開発・製造・輸入・販売・リース・レンタルおよびサポート。
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