情報技術は、みんなが毎日通っている学校でも、さまざまなかたちで活用されているんだ。
携帯電話には、衛星と通信することで、みんなが今どこにいるかを知らせる機能があるんだ。その機能を利用して、家族や警備会社に連絡するサービスもあるんだよ。緊急地震速報や災害、避難情報も届くから、万一のときに安心だね。
電子黒板を使うと、教科書や資料を大きく表示したり、パソコンから画像や動画を表示して、大画面で見ることができるんだ。
画面に指で文字や線を書きこむことができるし、表示されたイラストを手で触って動かすこともできるんだ。これなら授業がもっと楽しくなるかもしれないね。
学校の教室など、多くの人が出入りする場所も、情報技術を活用して管理することで、より安全にすることができるよ。
学生証などに特殊なチップを付けて、それを自動改札のようにかざしてドアを開けるようなしくみにすることで、その場所にいつ、だれが、出入りしたかをくわしく記録できたりするんだ。
学校の図書室や地域の図書館には本がたくさんあって、探すのが大変なこともあるよね。情報をうまく活用することでそんななやみも解決できるよ。
大量の本の情報を管理するしくみをつくれば、読みたい本がどこのたなにあるか、貸出中かどうかなど、簡単に調べることができるんだ。とても便利だね。
写真提供:高崎市市立中央図書館
情報技術を活用することで、私たちの身近にあるさまざまなものが、より安全で便利になっていくんだね。
日立では、もっと便利で安全に暮らせる未来をめざして、情報技術の開発を進めているよ。