里地里山の手入れは、生きものを呼(よ)び戻(もど)すための環境(かんきょう)づくりにも大きな役割(やくわり)を果(は)たします。休耕田(きゅうこうでん)の再生(さいせい)、水生動物が暮(く)らせるビオトープづくり、竹林やスギ林の間伐(かんばつ)など、本来の生態系(せいたいけい)をできるだけ壊(こわ)さないように最低限(さいていげん)の手入れをすることで、生きものたちが戻(もど)ってくるかもしれません。