2021年2月5日
株式会社日立製作所
株式会社日立ケーイーシステムズ
写真:TBSテレビ様、日立、日立ケーイーシステムズの関係者一同
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、株式会社日立ケーイーシステムズ(代表取締役社長 千葉 宏/以下、日立ケーイーシステムズ)および株式会社TBSテレビ(代表取締役社長 佐々木 卓/以下、TBSテレビ)と共同開発した放送局貼り紙業務向けサイネージWebアプリケーション「はるすけ*1」にて、公益社団法人 企業情報化協会(以下、企業情報化協会)が主催する「2020年度IT賞」の「IT奨励賞(コラボレーション領域)」を受賞しました。2月4日、東京カンファレンスセンター(東京都港区)で実施された表彰式で賞状と記念の盾を受領しました。
IT賞は、企業情報化協会が日本の産業界において「ITを高度に活用した経営革新」に顕著な努力を払い、優れた成果を挙げたと認めうる企業や団体に対して授与するものです。今回受賞した「IT奨励賞(コラボレーション領域)」は、オープンイノベーション、ビジネスコラボレーションへの取り組みとして、ITによるオペレーションの標準化や情報の共有化、機能連係、ビジネスプラットフォームの構築などによって、従来からの提携関係とは異なる(新しい)複数の業種・業態間の事業連携を実現した企業に贈られます。
「はるすけ」は、日立と日立ケーイーシステムズが提供するデジタルサイネージソリューション「MediaSpace(メディアスペース)*2」をベースに、TBSテレビと共同開発したサイネージシステムのWebアプリケーションです。TBS放送センター(東京都港区)では約60カ所にモニターを設置して「はるすけ」を導入することにより、これまで紙への印刷や手書きで行っていた番組出演者の楽屋案内やスタジオ収録のスケジュールなどの貼り紙作成業務のデジタル化を図りました。その結果、TBSテレビにおける紙の使用量削減による環境負荷低減や業務効率化による働き方改革の推進、さらにはウィズコロナ時代における人の「物理的移動」と「接触機会」の大幅削減を実現したことが高く評価され、今回の受賞に至りました。
日立グループは、今後も、先進のデジタル技術を活用し、放送業界におけるイノベーション創出に貢献していきます。
株式会社日立製作所 産業・流通ビジネスユニット エンタープライズソリューション事業部