2016年7月15日
株式会社日立製作所
Hitachi Virtual Storage Platformミッドレンジファミリー
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、「Hitachi Virtual Storage Platformミッドレンジファミリー (以下、VSPミッドレンジファミリー)」において、株式会社日刊工業新聞社が主催する「第46回機械工業デザイン賞」の「日本電機工業会賞」を受賞しました。
日刊工業新聞社が主催する「機械工業デザイン賞」は、日本国内の工業製品デザインの振興・発展を目的に、1970年に創設されたものです。製品の機能や品質、安全性に加え、造形処理や市場性・社会性の高さなど多岐にわたる観点から審査され、受賞した製品は、それぞれの時代のデザインの方向性を示唆する先端的製品として高く評価されています。
今回、受賞した「VSPミッドレンジファミリー」には、以下の製品が含まれます。
日立は、ハイエンドストレージ分野において10年以上にわたり市場を牽引し、業界に先駆けて、高い信頼性を実現するとともに、高度な仮想化機能を提供してきました。今回受賞した「VSPミッドレンジファミリー」は、従来ハイエンドストレージに搭載していた、仮想化機能を実現するストレージ基本ソフトウェア「Hitachi Storage Virtualization Operating System」を搭載し、ハイエンド向けに提供してきた高度な機能や信頼性を、ミッドレンジモデルでも一貫して、同じ操作性で提供するものです。
また、日立独自の専用ハードウェアによるデータ圧縮機能を有するフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash DC2」を搭載したオールフラッシュモデルもラインアップに揃え、ビッグデータ利活用に必要となる高い性能も提供します。
外観デザインにおいては、金属感のある表面処理を施した外観仕上げを全モデルで採用することで、日立が全モデルで一貫して提供する高性能、信頼性を表現しています。また、冷却や保守作業が効率よく実現できるよう、従来モデル*1と比べ通気パネルの開口率を2倍強に拡大するなど、設計を工夫しています。
また、統合プラットフォーム管理ソフトウェア「Hitachi Command Suite 8」は、ストレージなどのITプラットフォーム運用における操作手順や作業進捗状況などを、シンプルかつ認識しやすいインターフェースにて表示します。日立の管理・運用ノウハウをもとに、構成設定などの操作自動化、作業手順のガイド機能も有するなど、高い操作性も実現しています。
日立は、今後も、IoTプラットフォーム「Lumada」を支えるストレージ製品として、「VSPファミリー」の開発、強化を推進していきます。
以上