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Hitachi

HIRT-PUB08002:2月2日は「情報セキュリティ」の日

株式会社日立製作所

活動内容
Hitachi Incident Response Team では、情報セキュリティの理解を深めるための活動として、HIRTでの取り組みを紹介していきます。また、活動期間中、HIRTのWebサイトに“みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!”のページを用意し、本コミュニティ活動の紹介を行っていきます。

2月2日は「情報セキュリティ」の日

みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!のHIRT窓口を担当しています、名執亜紀です。「インシデントレスポンスってなんだろう?」「CSIRTとは?」など、CSIRTに関する情報も少しずつ増え、CSIRTの認知度は少しずつ高くなっているとおもいます。でも、情報セキュリティに関する問題は、専門的な用語が多くて分かりにくい、事象が目に見えにくい事などから、理解しにくい事には変わりません。現在も発生している、「情報セキュリティ」関連の事故は、身近に起こらない限り日常生活の中では、ニュースの向こう側の世界に感じられがちではないでしょうか?2月2日は「情報セキュリティ」の日にちなみ、少し「情報セキュリティ」について考えてみます。

「情報セキュリティ」について

パソコンとインターネットが普及し、家でも旅行先でも、どこからでも、電子メールやWebサービスを使える便利な社会になりました。しかし、物事には良い面だけではなく、悪い面もあります。私たちの日常社会の中でもいろいろな犯罪があるのと同じように、電子的な社会の中でもクレジット番号などの情報の盗難や、パソコン保存されている情報の破壊と言った多くの事件が発生しています。これは、会社のパソコンに限らず、みなさんの自宅のパソコンでも起こりうる可能性があります。これらの危険を回避し、安全にパソコンやインターネットを利用するには、「情報セキュリティ」に対する正しい知識を身に付け、自らの身を守る「情報セキュリティ」対策が必要となります。

「情報セキュリティ」とは?

「情報セキュリティ」という言葉の意味は、まだ明確に定義されている訳ではありませんが、組織における情報資産全般の機密性、完全性、可用性を確保・管理すると言う意味で使われています。簡単に言うと、コンピュータとそのコンピュータに格納にされているさまざまな情報を守る事を意味します

HIRT(Hitachi Incident Response Team)について

「情報セキュリティ対策」を推進するための組織のひとつとして、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)があります。日本でも、政府や企業の一組織体としてCSIRTを設置しつつあります。「CSIRT」とは、コンピュータセキュリティ(情報セキュリティ全般)に関わるインシデント(事故)が発生した時に対応する組織の事です。必要に応じて組織内と組織外との連絡窓口となり関連組織と連携して、インシデントに伴う被害拡大を防いだり、再発防止をするための原因究明や改善も行います。

オフィスイメージ写真

日立グループでは2004年10月にHIRT(Hitachi Incident Response Team)という組織を立ち上げました。HIRTは国内外の各セキュリティコミュニティと連携し、日立グループ全体でインシデントに迅速に対応します。そして、お客様の情報システムの脆弱性対策やインシデント対応を通して、広くは情報セキュリティ向上に貢献できるよう、取り組んでいます。

Publications コーナーのご紹介

HIRTの活動を見える形にしていくことが、CSIRTの活動を少しでも皆様に伝えることになると考え2007年1月にPublicationsコーナーを設けました。このコーナーでは、セキュリティ調査レポートや社外での発表資料などを掲載しています。今後も、「Publications コーナー」を通じて皆様に「情報セキュリティ対策」を推進すると共に、「CSIRT活動」を分かりやすく伝えることで、“みんなで「情報セキュリティ」強化宣言!”を継続していきたいと考えています。

更新履歴

2008年1月30日
  • このページを新規作成および公開しました。

担当:名執/HIRT