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Hitachi

2024.08.06 更新

Hitachi Storage Advisor, Hitachi Automation Director, Hitachi Infrastructure Analytics AdvisorおよびHitachi Ops Center製品に脆弱性(CVE-2023-48795)が存在します。

セキュリティ情報ID

hitachi-sec-2024-139

脆弱性の内容

Hitachi Storage Advisor, Hitachi Automation Director(*1), Hitachi Infrastructure Analytics Advisor(*2), Hitachi Ops Center Administrator, Hitachi Ops Center Automator(*1)およびHitachi Ops Center Analyzer(*2)に脆弱性(CVE-2023-48795)が存在します。

*1
エージェントレス接続先定義に,プロトコルにSSHを指定しているホストが存在する場合のみ,本脆弱性に該当します。
*2
Windows-based probeまたはWindows probeがUpload Settings画面でSFTPを用いてデータを送信するように構成されている場合にのみ,本脆弱性に該当します。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用をお願いいたします。
影響を受ける製品に対する対策版については,[対象製品]と[対策版の提供]の製品名の末尾の番号を照合してください。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Hitachi Storage Advisor (海外販売のみ) ---(1)

対象バージョン :

Linux
全てのバージョン

対象製品名 : Hitachi Automation Director (海外販売のみ) ---(2)

対象バージョン :

Windows, Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Automation Director (国内販売のみ) ---(3)

対象バージョン :

Windows, Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor (海外販売のみ) ---(4)
対象コンポーネント名 : Windows-based probe

対象バージョン :

Windows
すべてのバージョン

■Hitachi Ops Center

対象製品名 : Hitachi Ops Center Administrator (海外販売のみ) ---(1)

対象バージョン :

Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator (海外販売のみ) ---(2)

対象バージョン :

Windows, Linux
11.0.1-00未満

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator (国内販売のみ) ---(5)

対象バージョン :

Windows, Linux
すべてのバージョン

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer (海外販売のみ) ---(4)
対象コンポーネント名 : Windows probe

対象バージョン :

Windows
11.0.1-00未満

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : Hitachi Automation Director (国内販売のみ) ---(3)

個別にサポート窓口にお問い合わせください。

■Hitachi Ops Center

対象製品名 : Hitachi Ops Center Administrator (海外販売のみ) ---(1)

対策バージョン :

Linux
11.0.1-00 2024.04.02

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator (海外販売のみ) ---(2)

対策バージョン :

Windows, Linux
11.0.1-00 2024.04.02

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator (国内販売のみ) ---(5)

対策バージョン :

Windows
11.0.2-00 2024.07.01

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer (海外販売のみ) (*3)(*4) ---(4)

対策バージョン :

Linux
11.0.1-00 2024.04.02
*3
Windows probeはWindows OSへのみインストール可能です。
*4
対策版へアップグレードした後、"Hitachi Ops Center Analyzer Installation and Configuration Guide" の "Restricting SFTP client parameters for Analyzer Windows probe" 章の手順を使用して、MACアルゴリズム "hmac-sha2-512-etm@openssh.com"および "hmac-sha2-256-etm@openssh.com" を無効化してください。

暫定回避策

Hitachi Storage Advisor, Hitachi Infrastructure Analytics Advisor, Hitachi Ops Center AdministratorまたはHitachi Ops Center Analyzerの場合
ありません。
Hitachi Automation DirectorまたはHitachi Ops Center Automator 10.9.2-00未満の場合
ありません。
Hitachi Ops Center Automator 10.9.2-00以降の場合
プロパティファイル(config_user.properties)にの下記プロパティに以下に示す値を追記します。
ssh.disable.ciphersに追記する値:chacha20-poly1305@openssh.com
ssh.disable.macsに追記する値:hmac-sha2-256-etm@openssh.com, hmac-sha2-512-etm@openssh.com, hmac-sha1-etm@openssh.com
※すでに上記に示すアルゴリズムが設定されている場合は,追記の必要はありません。
プロパティファイル(config_user.properties)の場所:
[Windows(非クラスタ)の場合]
Automatorインストールフォルダ\conf\config_user.properties
[Windows(クラスタ)の場合]
共有フォルダ名\Automation\conf\config_user.properties
[Linuxの場合]
Automatorインストールディレクトリ/conf/config_user.properties

更新履歴

2024.08.06
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