2013.05.17 更新
Hitachi Command Suite製品にCookieヘッダに関する脆弱性(CVE-2012-0053)が存在します。
HS13-001
Hitachi Command Suite (HCS)製品が同梱する,WebサーバにCVE-2012-0053の脆弱性が存在します。
HCSサーバ製品に脆弱性を引き起こすHTTPリクエストを送信すると,悪意を持った第三者が,スクリプトにより取得できないはずのHTTP Cookieの情報を取得可能になります。
影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。
対象バージョン :
対象バージョン :
対象バージョン :
対象バージョン :
対策バージョン :
対策バージョン(*1) :
対策バージョン(*1) :
セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)
この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。対策版を適用するまでの間,暫定回避策を実施していただくようお願いいたします。
httpsd.confファイルの行(ErrorDocument 417 "Expectation Failed")の次の行に,(ErrorDocument 400 "Bad Request")を追記してください。
httpsd.confの変更は,HCS製品のサービスを停止し,ファイルをバックアップしてから行ってください。
サービスの停止・再起動の方法につきましては,製品マニュアル,およびサポート契約者サイトを参照してください。
ただし,(ErrorDocument 400 "Bad Request")の行が既に存在する場合は,追加する必要はありません。
また,以下の製品のバージョンでは,(ErrorDocument 400 "Bad Request)の最後の"(ダブルクウォート)をつけずに,ファイルの最終行に追記してください。
- Hitachi Device Manager Software
- Hitachi Provisioning Manager Software
5.9.0-00 未満 (Windows/Linux/Solaris(SPARC))
- Hitachi Tiered Storage Manager Software
- Hitachi Replication Manager Software
- Hitachi Tuning Manager Software
5.9.0-00 未満 (Windows/Solaris(SPARC))
- Hitachi Global Link Manager Software
6.0.0-00 未満 (Windows)