2015.04.15 更新
Cosminexus HTTP Server, Hitachi Web Serverのディレクトリインデクス機能を使用している場合に,サービス不能に陥る可能性があります。(ディレクトリインデクス機能における脆弱性(CVE-2011-0419)が存在します。)
HS11-011
Cosminexus HTTP Server, Hitachi Web Serverのディレクトリインデクス機能を使用している場合に,サービス不能に陥る可能性があります。
影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。
なお,ディレクトリインデクス機能を使用していない場合は,本脆弱性は発生しません。
対象バージョン :
対象バージョン :
対象バージョン :
また本問題は,Cosminexus HTTP Server, Hitachi Web ServerがバンドルされるCosminexus製品にも該当します。Cosminexus製品に含まれるCosminexus HTTP Server, Hitachi Web Serverのバージョン,及びCosminexus製品の対策バージョンについては,サポートサービス窓口へご相談願います。
対策バージョン :
対策版準備中 :
対策版準備中 :
セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)
この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。対策版を適用するまでの間,ディレクトリインデクス機能の無効化を実施していただくようお願いいたします。
(設定例)
<Directory /> Options None ...... </Directory>
上記定義でディレクトリインデクス機能は無効になります。
ただし,下位の<Directory>ディレクティブや<Location>ディレクティブ内で,Options AllやOptions Indexesを指定している場合は,その範囲内でディレクトリインデクス機能が有効になります。
<Directory "C:/Program Files/Hitachi/httpsd/htdocs"> Options All ...... </Directory> <Location /cgi> Options ExecCGI Indexes ...... </Location>
この場合は,Indexesオプションを削除するか,+ / -記号を使用し,Indexesオプションを禁止状態にしてください。
<Directory "C:/Program Files/Hitachi/httpsd/htdocs"> Options +All -Indexes ...... </Directory> <Location /cgi> Options ExecCGI ...... </Location>
詳細情報については,マニュアルを参照願います。