脆弱性の内容
Cosminexus Application Serverに含まれるCosminexus Managerから次の論理サーバを起動すると,起動されたサーバプロセスに異なるユーザのグループ権限が不当に追加される可能性があります。
- J2EEサーバ
- 【対象VR: 06-50以降,06-51以降,06-70以降,06-71以降,07-00以降,07-10以降】
Component Container管理者を設定している場合,Management ServerからJ2EEサーバを起動すると,上記の現象が発生します。
- ユーザサーバ
- 【対象VR: 07-00以降,07-10以降】
ユーザサーバ定義ファイルのuser-id,group-idタグを定義している場合,Management Serverからユーザサーバを起動すると,上記の現象が発生します。
影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用をお願いいたします。
対策版の提供
(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名
対策バージョン :
- プラットフォーム
- 脆弱性の対策バージョン 対策版提供日
対象製品名 : uCosminexus Application Server Standard(*2)
対象製品名 : uCosminexus Application Server Enterprise(*2)
対策バージョン(*4)(*5) :
- Linux(IPF)
- 07-10-01 2007.05.21
構成製品Cosminexus Component Containerの対策バージョン(*4)(*5) :
- Linux
- 07-00-12 2007.04.02
- 07-10-06 2007.03.29
- AIX
- 07-00-12 2007.04.02
- 07-10-06 2007.03.29
- Solairs
- 07-00-12 2007.05.23
- HP-UX
- 07-10-08 2007.06.01
- Linux(IPF)
- 07-10-06 2007.03.27
- HP-UX(IPF)
- 07-00-12 2007.05.23
- 07-10-08 2007.06.01
対象製品名 : uCosminexus Service Platform(*2)
構成製品Cosminexus Component Containerの対策バージョン(*4)(*5) :
- Linux
- 07-00-12 2007.04.02
- 07-10-06 2007.03.29
- AIX
- 07-10-06 2007.03.29
対象製品名 : uCosminexus Application Server Standard
対象製品名 : uCosminexus Application Server Enterprise
対策バージョン(*4) :
- Linux
- 06-71-/C 2007.05.21
- AIX
- 06-70-/E 2007.04.02
- Linux(IPF)
- 06-70-/C 2007.06.05
- HP-UX(IPF)
- 06-70-/I 2007.05.29
- Solaris
- 06-70-/D 2007.09.20
- HP-UX
- 06-70-/D 2007.11.01
- 06-72-/B 2007.10.15
対象製品名 : Cosminexus Application Server Standard Version 6
対象製品名 : Cosminexus Application Server Enterprise Version 6
対策バージョン(*4) :
- Linux
- 06-51-/D 2007.05.07
- AIX
- 06-50-/G 2007.06.21
対象製品名 : 電子フォームワークフロー スタンダードセット(*3)
対象製品名 : 電子フォームワークフロー プロフェッショナル Libraryセット(*3)
構成製品Cosminexus Component Containerの対策バージョン(*4)(*5) :
- Linux
- 07-00-12 2007.04.02
セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)
- *2
- 本製品をお使いの方は,本製品の対策版を適用するか,構成製品であるCosminexus Component Containerの対策版を適用することによって対策可能です。適用すべきCosminexus Component Containerの対策バージョンの詳細については,サポートサービス窓口へご相談願います。
- *3
- 本製品をお使いの方は,構成製品であるCosminexus Component Containerの対策版を適用することによって対策可能です。適用すべきCosminexus Component Containerの対策バージョンの詳細については,サポートサービス窓口へご相談願います。
- *4
- 本修正を適用すると,J2EEサーバプロセスのグループ権限はComponent Container管理者グループ,および Component Container管理者ユーザの所属するグループのみになります。そのため,J2EEアプリケーションにて左記グループ以外のグループ権限を必要とする処理を行っていた場合は,エラーが発生する事が考えられますのでご注意願います。
- *5
- 本修正を適用すると,ユーザサーバプロセスのグループ権限は,ユーザサーバ定義ファイルのgroup-idタグに定義されるグループ,同じくuser-idタグに定義されるユーザの所属するグループのみになります。そのため,ユーザアプリケーションにて左記グループ以外のグループ権限を必要とする処理を行っていた場合は,エラーが発生する事が考えられますのでご注意願います。