JP1/Cm2/Hierarchical Viewer(以下,HVと略す)において,不正な電文を受信するとHVが提供するプロセスが停止することにより,Webベースユーザインタフェース機能が使用できなくなる場合があります。
脆弱性の内容
JP1/Cm2/Hierarchical Viewerにおいて,不正な電文を受信するとHVが提供するプロセスが停止することにより,Webベースユーザインタフェース機能が使用できなくなる場合があります。
影響を受けるバージョンを下記に示します。対策版をリリースしていますので,適用をお願いいたします。あるいは[暫定回避策]による回避をお願いいたします。
対象製品
(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名
対象バージョン :
- プラットフォーム
- 脆弱性が含まれるバージョン
対象製品名 : JP1/Cm2/Hierarchical Viewer
対象バージョン :
- Windows
- 06-00 - 06-71-/B
- HP-UX
- 06-00 - 06-71-/B
- Solaris
- 06-00 - 06-71-/B
対策版の提供
(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名
対策バージョン :
- プラットフォーム
- 脆弱性の対策バージョン 対策版提供日
対象製品名 : JP1/Cm2/Hierarchical Viewer
対策バージョン(*1) :
- Windows
- 07-00(*2)
- HP-UX
- 07-00(*3)
- Solaris
- 07-00(*4)
セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)
- *1
- HVのバージョンアップまたはリビジョンアップにより,HVの前提製品である JP1/Cm2/Network Node Manager(以降NNMと略す)やNNM上で動作する連携製品についても,バージョンアップもしくはリビジョンアップが必要となる場合があります。NNMと連携する製品がどのバージョンのNNMに対応しているかについては,各製品のドキュメントをご参照ください。
- *2
- 後継製品の形名P-2442-6X74の07-00以降へのバージョンアップをお願いいたします。
- *3
- 後継製品の形名P-1B42-6X71の07-00以降へのバージョンアップをお願いいたします。
- *4
- 後継製品の形名P-9D42-6X71の07-00以降へのバージョンアップをお願いいたします。
暫定回避策
この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。対策版を適用するまでの間,以下の暫定回避策を実施していただくようお願いいたします。
- HVのWebベースユーザインタフェースで使用するTCPポートあての通信を,信頼できるホストにのみに限定するよう,OS,ファイアウォールまたはルータにてフィルタリング設定を行なってください。
更新履歴
- 2007.06.29
- このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。
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