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2007.01.12 更新

JP1/Cm2/Network Node Manager(以下NNMと略す)に複数の脆弱性が存在することが判明しました。この脆弱性を利用した悪意のある第三者からの攻撃により,JP1/Cm2/Network Node Managerがサービス不能に陥ったり任意のコードが実行される可能性があります。

脆弱性ID

HS07-002

脆弱性の内容

JP1/Cm2/Network Node Managerに下記の複数の脆弱性があることが判明しました。

  • NNMがサービス不能に陥ったり,任意のコードが実行される。
  • NNMのWeb連携機能が不正な動作をする。

悪意のある第三者からの攻撃により,上記の問題が発生する可能性があります。影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,[暫定回避策]による回避をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Cm2/Network Node Manager Enterprise

対象バージョン :

HP-UX
05-00 - 05-00-/C
HI-UX/WE2
05-00

対象製品名 : Cm2/Network Node Manager Unlimited

対象バージョン :

Windows
05-00 - 05-00-/A

対象製品名 : Cm2/Network Node Manager 250

対象バージョン :

HP-UX
05-00 - 05-00-/C
Windows
05-00 - 05-00-/A
HI-UX/WE2
05-00

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager Enterprise

対象バージョン :

HP-UX
05-20 - 05-20-/E, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/C
Windows
05-20 - 05-20-/F, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/D
Solaris
05-20 - 05-20-/E, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/C

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager 250

対象バージョン :

HP-UX
05-20 - 05-20-/E, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/C
Windows
05-20 - 05-20-/F, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/D
Solaris
05-20 - 05-20-/E, 06-00 - 06-50-/A, 06-51 - 06-71-/C

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager

対象バージョン :

HP-UX
07-00 - 07-10-04
Windows
07-00 - 07-10-04
Solaris
07-00 - 07-10-04

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition Enterprise

対象バージョン :

HP-UX(PA-RISC)
08-00 - 08-00-01
HP-UX(IPF)
08-00 - 08-00-01
Windows
08-00 - 08-00-01
Solaris
08-00 - 08-00-01

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition 250

対象バージョン :

HP-UX(PA-RISC)
08-00 - 08-00-01
HP-UX(IPF)
08-00 - 08-00-01
Windows
08-00 - 08-00-01
Solaris
08-00 - 08-00-01

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager

対策バージョン(*1) :

HP-UX
07-10-05 2006.12.28
Windows
07-10-05 2006.12.28
Solaris
07-10-05 2006.12.28

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition Enterprise

対策バージョン(*1) :

HP-UX(PA-RISC)
08-00-02 2006.09.30
HP-UX(IPF)
08-00-02 2006.09.30
Windows
08-00-02 2006.09.30
Solaris
08-00-02 2006.09.30

対象製品名 : JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition 250

対策バージョン(*1) :

HP-UX(PA-RISC)
08-00-02 2006.09.30
HP-UX(IPF)
08-00-02 2006.09.30
Windows
08-00-02 2006.09.30
Solaris
08-00-02 2006.09.30

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

*1
NNMのバージョンアップまたはリビジョンアップにより,NNM上で動作する連携製品についても,バージョンアップもしくはリビジョンアップが必要となる場合があります。NNMと連携する製品がどのバージョンのNNMに対応しているかについては,各製品のソフトウェア添付資料やReadme等のドキュメントにてご確認ください。

暫定回避策

この脆弱性に対して下記の暫定回避策があります。対策版が提供されるまでの間,以下の暫定回避策を実施していただくようお願いいたします。

  1. NNMで使用するポート番号宛ての通信を信頼できるIPアドレスのみに限定するよう,OSのIPフィルタリング機能またはルータ等にてフィルタリング設定を行なってください。

更新履歴

2007.01.12
このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。
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