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エンドポイント管理

WSUSを使わずに、Windows更新
プログラムを多数のエンドポイントPCに
自動適用する簡単な方法

WSUSを使わずに、Windows更新プログラムを多数のエンドポイントPCに自動適用する簡単な方法

2025年4月8日公開

多数のエンドポイントPCを管理している場合、Windows更新プログラムの適用を徹底するのは大変です。

ここでは、「Windows Server Update Services(WSUS)」を使わずに、統合システム運用管理JP1を活用して、Windows更新プログラムを多数のエンドポイントPCに自動適用する簡単な方法をご紹介します。

【使用するツール】
JP1/IT Desktop Management 2 または
エンドポイント管理 JP1 Cloud Service/Endpoint Management(スタンダードプラン、ライトBプラン)

Windows更新プログラムを適用する

多数のエンドポイントPCに、Windows更新プログラムを自動適用するには、JP1のセキュリティポリシーを使います。

  1. JP1の画面の[セキュリティ]ボタンをクリックして、セキュリティ画面を表示します。
  2. [セキュリティポリシー]−[セキュリティポリシー一覧]を選択して、セキュリティポリシーの一覧を表示します。
  3. コンピュータに適用されている[セキュリティポリシー]を選択して、[編集]ボタンをクリックします。

コンピュータに適用されている[セキュリティポリシー]を選択して、[編集]ボタンをクリックします。

  1. [更新プログラム]の設定項目で[更新プログラム適用]に[すべての更新プログラムが適用済み]を選択します。
  2. [自動対策]をチェックして[更新プログラムを配布(ITDM互換配布)]を選択します。

[自動対策]をチェックして[更新プログラムを配布(ITDM互換配布)]を選択します。

これで、Windows更新プログラムを自動適用するために必要な設定ができました。
この設定をしておくことで、Windows更新プログラムを未適用のPCに対して、JP1で自動的に入手した更新プログラムを自動的に配布、適用できるようになります。

MEMO

  • JP1が自動的に入手して配布できるWindows更新プログラムは、重要な更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムです。
  • JP1/IT Desktop Management 2で、Windows更新プログラムを自動的に入手して配布できるようにするには、サポートサービスを契約していただく必要があります。JP1 Cloud Serviceの場合は、Windows更新プログラムを自動的に入手して配布できます。
  • Windows更新プログラムを自動的に入手して配布できるようになるには、マイクロソフト社によってWindows更新プログラムが提供されてから1週間ほどの期間が必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記載の仕様は、改良などのため予告なく変更になることがあります。

Windows Server Update Services (WSUS) の代替にJP1をご検討ください