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Windows更新を
すべてのPCで有効にする簡単な方法

Windows更新をすべてのPCで有効にする簡単な方法

2024年12月25日公開

多数のエンドポイントPCを、常に最新のWindows更新プログラムが適用された状態に維持するのは大変です。

ここでは、統合システム運用管理 JP1を活用して、常に最新のWindows更新プログラムが適用されるようにする簡単な方法をご紹介します。

【使用するツール】
JP1/IT Desktop Management 2 または
エンドポイント管理 JP1 Cloud Service/Endpoint Management(スタンダードプラン、ライトBプラン)

Windows自動更新が無効になっているPCのWindows自動更新を有効にする

多数のエンドポイントPCのWindows自動更新を有効にするには、JP1のセキュリティポリシーを使います。

  1. JP1の画面上の[セキュリティ]ボタンをクリックして、セキュリティ画面を表示します。
  2. [セキュリティポリシー]−[セキュリティポリシー一覧]を選択してセキュリティポリシーの一覧を表示します。
  3. コンピュータに適用されている[セキュリティポリシー]を選択すると、概況が画面右下の[概況]タブに表示されます。

コンピュータに適用されている[セキュリティポリシー]を選択すると、概況が画面右下の[概況]タブに表示されます。

  1. [更新プログラム]タブをクリックすると、更新プログラムに関する設定項目が表示されます。
  2. [自動更新]の行を選択し、[自動更新を有効化]ボタンをクリックすると[セキュリティ対策の実施]ダイアログが表示されます。

なお、選択したセキュリティポリシーを適用しているすべての機器でWindows自動更新が有効になっている場合、このボタンはクリックできません。

[自動更新]の行を選択し、[自動更新を有効化]ボタンをクリックすると[セキュリティ対策の実施]ダイアログが表示されます。

  1. [OK]ボタンをクリックすると、Windows自動更新が無効になっているコンピュータのWindows自動更新を有効にできます。

MEMO

事前の準備が必要になりますが、JP1の配布機能を利用してWindowsの更新プログラムを配布して強制的に適用する方法もあります。

JP1を導入するだけで実現できる、Windows自動更新を有効にする簡単な方法をご紹介しました。
Windows自動更新を有効にすることで、最新のWindows更新プログラムが公開されると自動的に適用されるようになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記載の仕様は、改良などのため予告なく変更になることがあります。