ページの本文へ

Hitachi

IT運用のお悩み 解決コラム JP1/IT Desktop Management 2で
BitLocker回復キーを効率的にバックアップ

タイトルとURLをコピー

2022年8月にリリースされたWindows 11の品質更新プログラムで
「BitLocker」の回復画面が表示される問題が発生しました。
マイクロソフトから「BitLocker」の回復画面にBitLocker回復キー(48桁の数字)を
入力する方法により回避が可能であることが案内されました。

今回のケース以外でも、ドライブへの不正アクセスの可能性が検出された場合や
攻撃の可能性と区別できないハードウェア、ファームウェア、
またはソフトウェアを変更した場合にもBitLocker回復キーが必要となるため、
マイクロソフトは、BitLocker回復キーをバックアップしておくことを推奨しています。

ここでは、JP1/IT Desktop Management 2を利用して、
BitLocker回復キーを効率よくバックアップする方法をご紹介します。

BitLocker回復キーをバックアップする3つのステップ

ステップ1

BitLocker回復キー取得ツールの配布

JP1/IT Desktop Management 2の配布機能を利用して、管理対象PCに「BitLocker回復キー取得ツール」を配布します。

BitLocker回復キー取得ツールの配布

*
JP1/IT Desktop Management 2の構築、運用に役立つ機能をご提供する無償ツールです。
詳細や入手方法は、当社営業またはJP1の販売パートナーへお問い合わせください。
ポイント
  • 管理対象PCへ一斉にツールを配布することで、迅速に展開できます。

ステップ2

BitLocker回復キー取得ツールの実行結果収集

JP1/IT Desktop Management 2のファイル収集機能を利用して、BitLocker回復キー取得ツールを実行し、管理対象PCから実行結果ファイルを収集します。

BitLocker回復キー取得ツールの実行結果収集

ポイント
  • BitLocker回復キーは難読化した上で収集できます。

ステップ3

BitLocker回復キーのバックアップ状況の確認

JP1/IT Desktop Management 2のファイル収集機能の実行状況確認画面で、BitLocker回復キーのバックアップ状況を確認します。

シームレスな切り替え

ポイント
  • BitLocker回復キーのバックアップに失敗しているPCがないか一元的に確認でき、漏れを防止します。

まとめ

JP1/IT Desktop Management 2を利用することで、組織内のPCからBitLocker回復キーを効率良く安全確実にバックアップすることができます。
JP1/IT Desktop Management 2の詳細については、当社営業またはJP1の販売パートナーへお問い合わせください。

関連リンク

お問い合わせ

組織内のPCからBitLocker回復キーを効率良く安全確実にバックアップする方法ついてもっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひお気軽に、下記お問い合わせフォームにてご相談ください。

お問い合わせフォーム(日立オープンミドルウェアに関するお問い合わせ)

お問い合わせ内容の記載例:

【お問い合わせ対象】

  • JP1/IT Desktop Management 2でBitLocker回復キーを効率的にバックアップ

【お問い合わせ内容】

  • お困りごとや解決したいことなど、ご相談内容を記入してください