2018年9月19日
日立HCI*1ソリューションを拡充し、運用自動化やリソース監視などの運用管理機能を標準搭載することでIT部門の負担軽減
株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび、ビジネス変化に迅速かつ柔軟に対応可能な「日立ハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューション」(以下、日立HCIソリューション)を拡充し、9月28日から順次販売開始します。今回、運用自動化やリソース監視などHCIの運用管理を効率化する機能を標準搭載したほか、日立アドバンストサーバHA8000Vシリーズ(以下、HA8000V)によるHCIの選択肢も拡充します。また、HCIの導入から運用までをワンストップでサポートすることで、IT部門の負担軽減を実現します。
近年、市場やビジネスの激しい変化を背景に、企業のIT部門では、IT基盤の迅速かつ柔軟な拡張や容易な運用を両立するHCIへの関心が急速に高まっています。このような中、日立は導入から運用までを支援する「日立HCIソリューション」を提供するなかで、HCI導入後のリソース管理の必要性や運用における負荷軽減が求められているなどのニーズが見えてきました。
今回、HCIの効率的な運用管理が可能な「日立ハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューション for VMware vSAN」を9月28日より販売開始します。具体的には、HA8000VとVMware vSAN™および統合システム運用管理JP1を組み合わせて提供することで、運用自動化やリソース監視など運用管理機能を強化します。これにより、仮想サーバを生成し各種設定を行う時間を60%削減*2するなど日々のオペレーションの自動化を促進できるほか、HCIのリソース状況を業務や利用部門別に容易に可視化し分析できるなど、運用工数を削減しつつHCIの特長である拡張性を生かすことが可能となります。
なお、あわせて日立ハードウェアにNutanix Enterprise Cloud OSを搭載した「日立ハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューション for Nutanix」を10月31日より販売開始し、HCIの選択肢を広げます。
また、提案経験に基づいた検証済みのHCI構成として、標準タイプと大容量タイプを用意し、お客さまのシステム構成の検討期間を削減します。HCIのバックアップ用途には、お客さまが必要な容量から選択でき、定期的なバックアップを自動取得できる運用設定済みのモデルを用意し、導入後すぐに利用可能とします。ノード間スイッチ用途には、Mellanox社のスイッチを選択肢に加え、通信の高速化と安定した品質を実現します。
さらに、各種ハードウェア・ソフトウェアにまたがる複合的な問題の発生時や問題発生部分が不明な場合も、日立に一括して問合せをすることが可能です。これらにより、HCIの導入から運用までを効率化し、IT部門の負担を軽減できます。
日立は今後も、仮想化基盤やOAなどの企業プラットフォーム、VDI基盤や開発環境基盤への、本ソリューションの適用を推進するなど、企業のIT部門の課題に応えながらお客さまのITシステムにおける導入・運用コストの最適化を支援していきます。
名称 | 提供内容 | 価格(税別) | 提供開始時期 |
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日立HCIソリューション for VMware vSAN (標準/大容量) |
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個別見積 | 10月31日 |
日立HCIソリューション for Nutanix (標準/大容量) |
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11月30日 | |
ノード間接続スイッチ |
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10月31日 | |
HA8000V バックアップアプライアンス*3 (4TB/8TB/12TB他) |
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導入サービス |
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サポートサービス |
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日立が10 月18 日〜19 日に、東京国際フォーラムで開催する本イベントにおいて展示でご紹介。
以上