uCosminexus Application Runtimeは、製品の使用許諾権と製品のサポートサービス、および対象OSS（オープンソースソフトウェア）に対するサポートサービスを組み合わせたライセンス形態で提供します。
本製品は、お客様に常に最適な状態で安心してお使いいただくため「バージョンライフサイクルポリシー」を制定し、バージョン毎に販売期間および標準サポートサービス期間を明確にしています。また、お客様は限定サポートサービスのご利用により、システム更改までの準備期間を確保することができます。
また本製品は、それぞれのエディションがサポート対象とする対象OSSに対してもサポートサービスを提供する商品となっておりますが、対象OSSの製造元がサポート提供を終了した後であっても、本製品のサポートサービス期間内であれば弊社が独自にサポートサービスを提供します。
本ポリシーをシステム計画にお役立ていただくとともに、お客様システムのライフサイクルに盛り込んでいただくようお願いします。
サポート期間
製品の出荷開始から標準サポートサービスを10年間提供します。
また、標準サポートサービス提供期間終了後もバージョンアップのために現行システムのエンハンスを行わない場合、 限定的なサポートで許容いただけるのであれば限定サポートサービスを提供します。
本製品のライフサイクルポリシー
標準サポートサービス
製品の出荷開始から10年間、販売終了からは5年間提供します。
本製品、および本製品がサポートする対象OSSに対して、下記の役務を提供します。
●：対応 ×：非対応
| 提供対象 | 提供内容 | |||
|---|---|---|---|---|
| 問題解決の支援 | 情報の提供 | 改良版の提供 | ||
| 一般のお問い合わせ | 障害に関するお問い合わせ | |||
| 本製品*1 | ● | ●*2 | ● | ● | 対象OSS*3 | ● | ● | ● | × |
- *1
- 本製品のアドイン機能と、本製品に同梱しているCosminexus Developer's Kit for Javaを指します。
- *2
- 日立が解決策を回答した重要障害(システムへ致命的な影響を及ぼし、システム運用の継続または再開を不可能とする問題)に関し、お客さまからご依頼いただいた場合、日立は報告書を作成し提供します。
- *3
- 対象OSSのサポート対象バージョンは、本製品のバージョン・リビジョンによって異なります。また、対象OSSのリリースに合わせて、サポート対象バージョンの範囲を拡げることがあります。
限定サポートサービス
標準サポートサービスと同様に「問題解決の支援」、「情報の提供」、「本製品の改良版の提供」の役務を提供しますが、本製品の問題対策版（パッチを含む）の提供は、既存の問題対策版の提供のみとなります。 期間は標準サポートサービス終了後、5年間とします。
延長サポートサービス
標準サポートサービス終了後、標準サポートサービスと同等のサービスが必要なお客様には、個別契約により、延長サポートサービスを提供します。 期間は標準サポートサービス終了後、最長5年間とします。
なお、延長サポートサービスは、標準サポートサービス終了までに個別のご契約が必要です。限定サポートサービスへの移行後はお受けできません。
- *
- 標準サポートサービスおよび限定サポートサービスの終了予告は、サポートサービス契約のお客さまに、サポートWebで通知します。
- *
- 前提となるOSやOSSのサポート期間の終了等により、サービス内容に一部制限が付く場合があります。
- *
- 限定サポートサービス終了までに後継バージョンにバージョンアップしていない場合、サービスが終了となります。
- 当該バージョンの全ての役務が終了します。
- 改良版提供については、後継バージョンの提供も終了します。
- 当該バージョンのプロダクト使用権の提供も終了します。
製品の販売期間
製品はバージョン毎に、販売期間を5年間とします。
- *
- 標準販売期間を個別に変更する場合があります。
- *
- サブスクリプションは、販売終了にて新規案件向けの販売を終了します。それ以降は、既存の利用者向けにのみ販売を継続します。