JP1 を採用した理由について、石橋氏は「オールインワンタイプの製品だと、どうしても既存の監視の仕組みと重なる部分が出てきてしまいます。その点必要な機能単位で導入できるJP1なら、効率よくシステムを構築することが可能。また一つの製品で幅広い分野をカバーできるところも気に入りました」と語る。
「JP1は他の運用管理製品との親和性が高いため、既存システムとの連携も特別な苦労をすることなく実現できました」と語るのはアイネット情報センター本部技術サポート部課長藤原和雄氏。
「各サーバにインストールするエージェントが軽い点も高く評価しています」と続ける。
同社ではJP1/Integrated Manager、JP1/Cm2など数多くのJP1製品を導入。ネットワーク監視やサーバの性能監視などに役立てている。
使い勝手に対する評価も高い。アイネット情報センター本部技術サポート部担当課長吉田高志氏は「JP1はネットワーク構成などがグラフィカルに表示されるため、オペレーションが非常に楽ですね。サポートの電話を受けた場合も状況がすぐに把握できるので、迅速かつ的確な対応が行えます」と語る。
同社では24 時間体制で監視を行っている。障害が発生すると同時にパトロールランプなどで通知。JP1 の統合コンソールで問題箇所を的確に確認できる点は運用要員による安全で効率的な監視を実現している。JP1は、運用管理業務の効率を向上させる上でも、絶大な威力を発揮しているのだ。
「当社ではJP1をiDCの統合運用管理基盤として位置付けています。お客さまに対して標準的な運用監視メニューをご提供する上でも、積極的にJP1 を活用していきたいですね」(藤原氏)。
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