ecoMinder/FE (2024年3月31日販売終了)
バックアップのデータ量を削減し、必要なデータのみのバックアップを取得可能とする製品である「ecoMinder/FE」の情報をお知らせいたします。
Windows製品
Windows製品
形名 |
基本製品名 |
発売開始 |
販売終了 |
R-15923-11 |
ecoMinder/FE Standard |
2010年11月 |
2024年3月 |
R-F15923-111 |
ecoMinder/FE Standard Plus 7 オプション |
2010年11月 |
2024年3月 |
R-15923-21 |
ecoMinder/FE Professional |
2014年9月 |
2024年3月 |
- *
- ecoMinder/FE Standard Plus 7 オプションは、峻別設定の保存数を7つ拡張するためのオプション製品です。
ecoMinder/FE の特徴
ecoMinder/FE Standardは、ファイルサーバ上のデータを、ファイルの更新日やアクセス日を基準として、ファイルを峻別することにより、ファイルサーバの管理、バックアップ容量/時間の削減を可能とします。ecoMinder/FE Standard の使用例を下記に示します。
ecoMinder/FE Standard の主な特徴は下記の通りです。
- ファイルの移動・復元
長期間使用されていないファイルを峻別し、別の場所へ移動させることでファイルサーバに、使っているファイルだけを残します。
ファイルを移動する際にはショートカットを残して移動させることが可能です。
また、ファイルを移動させた後でも、再び使用されるようになったファイルを復元します。
- ファイル峻別設定のカスタマイズ機能
ファイルの峻別設定を、アクセス日・更新日・作成日をキーにした期間や、ファイルサイズをキーにして設定することが可能であり、
ファイルサーバの運用基準に応じた自由なカスタマイズが可能です。
- ファイルサーバのデータ状態を可視化・シミュレーション
ファイルサーバ内のデータが現在の使用状況をグラフィカルに表示することで、ファイルサーバのデータ状態を可視的に把握することができます。
また、容量シミュレーションを実行することで峻別前にどのくらいの容量のファイルが峻別されるかを事前に把握することが可能です。
ecoMinder/FE Proffessional 版で提供される主な機能は下記の通りです。
- 対象外フォルダ指定機能の追加
分析・峻別の対象としないフォルダを指定する機能を追加しました。
これにより、対象フォルダ配下に峻別の対象としたくないフォルダがあっても、そのフォルダを除外して峻別させることが可能となります。
- 強制フォルダ移動機能の追加
峻別時に移動条件の内容(サイズ、拡張子、ファイル日付)にかかわらず、フォルダごと強制的に移動し、フォルダのショートカットを作成する機能を追加しました。
これにより、プロジェクトのフォルダ等でフォルダごと保管フォルダへ移動したい場合に、峻別時に指定することが可能となります。
- ドライブマッピング機能の追加
対象フォルダ、保管フォルダにネットワーク共有フォルダを指定する際に、ドライブマッピングを指定する機能を追加しました。
これにより、UNCで指定した場合にはWindowsのシステム制限長を超えてしまう場合でも峻別対象とすることが可能になります。
- 重複ファイル一覧出力機能の追加
対象フォルダ、保管フォルダを分析した内容を元に、ファイル名やサイズ、日付等を比較して、重複している可能性のあるファイルの一覧を出力する機能を追加しました。
エディション別の提供機能
エディション別の提供機能
|
Professional |
Standard |
ファイル峻別の設定可能数 |
24 |
3(※2) |
リモートフォルダ指定 |
○ |
○ |
ファイルの整理機能 |
○ |
○ |
レポート出力機能 |
○ |
○ |
対象外フォルダ指定 |
○ |
− |
強制フォルダ移動機能 |
○ |
− |
ドライブマップフォルダ指定 |
○ |
− |
重複ファイル探索機能 |
○ |
− |
- *2
- Standard Plus 7 オプションを購入することで、最大24まで設定数を拡張できます。
利用上の制限事項
ecoMinder/FEを使用する場合、ファイルの数やサイズが膨大であったり、ネットワークを介して移動したりする場合、処理に時間が掛かることがあります。特に数百万ファイルといった非常に大量のファイルが格納されたファイルサーバの場合、峻別に1週間以上かかることもあります。
なお、データサイズ、ファイル数の上限は以下のとおりです。
- データサイズ
ecoMinder/FEで取り扱うことのできるディスクのサイズは、2テラバイト(TB)までです。
- ファイル数
ecoMinder/FEで取り扱うことのできるファイル数は、600万ファイルまでです。
動作環境について
Windows版
《前提ハードウェア》
- 日立アドバンストサーバHA8000シリーズおよびHA8000Vシリーズ
- BladeSymphony
- 他社PC/AT互換機
- RV3000
《前提オペレーティングシステム》
ecoMinder/FE 1.5(01-50)
[32ビット環境]
- Windows Server 2008 Standard/EnterpriseおよびSP2
- Windows Server 2008 Standard/Enterprise without Hyper-V
- Windows Storage Server 2008 およびSP2
[EM64T環境]
- Windows Server 2008 Standard/EnterpriseおよびSP2
- Windows Server 2008 Standard/Enterprise without Hyper-V
- Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise
- Windows Server 2012 Standard/Datacenter
- Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
- Windows Server 2016 Standard/Datacenter
- Windows Storage Server 2008 およびSP2
- Windows Storage Server 2008 R2
- Windows Storage Server 2012
- Windows Storage Server 2012 R2
- Windows Storage Server 2016
ecoMinder/FE 1.6(01-60)
- Windows Server 2012 Standard/Datacenter
- Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
- Windows Storage Server 2012
- Windows Storage Server 2012 R2
- Windows Server 2016 Standard/Datacenter
- Windows Storage Server 2016
- Windows Server 2019 Standard/Datacenter