HA8000/RS440xN、RS220xNxN1、RS210xNxN1、TS20xNモデルにおいて、Hitachi Compute Systems Manager(以下HCSM)をご使用の場合、以下に示す事象が発生することが判明しました。
内容をご確認の上、発生条件に該当する場合は、回復策、または対策版の適用をご検討いただきますようお願いいたします。
HCSMから管理対象のサーバのBMCへのアクセスに対して、BMCがエラー応答を返し続ける状態となり、次の事象が発生します。
【HCSM 8.1.2 の場合】
KASV30040-E
処理を続行できません。
ネットワークまたはCompute Systems Manager サーバの環境に問題があります。
Compute Systems Manager サーバと管理対象サーバが通信できるか確認してください。
エラーが繰り返し発生する場合は,Compute Systems Manager のマニュアルを参照して
障害情報を収集し,障害対応窓口に連絡してください。
【HCSM 8.1.4 以降の場合】
KASV30040-E
処理を続行できません。
リソースから予期しない応答がありました。
次の対処をしてください。
1. リソースがBladeSymphony またはHA8000 であることを確認してください。
BladeSymphony またはHA8000 でない場合は,特に対処は不要です。
2. Compute Systems Manager サーバとリソースが通信できることを確認してください。
Apply Error
[Command fail. B2 CC=50h]
対象機種 | 形名 |
---|---|
RS440xN | GU*440AN-*******, GU*440BN-*******, GU*440CN-******* |
RS220xN,xN1 | GU*22*AN-*******, GU*22*BM-******* |
RS210xN,xN1 | GU*21*AN-*******, GU*21*BN-******* |
TS20xN | GU*T20AN-*******, GU*T20BN-*******, GU*T20CN-*******, GU*T20DN-******* |
次の(1)〜(3)の全ての条件を満たすとき発生します。
BMCリセットの実行、もしくは、AC-OFF/ONを行うことで回復します。
1〜2か月に1回程度、BMCリセットを実行することで回避できます。
その他、【発生条件】(3)-(a)〜(c)に示す事象の回数を減らすことで発生頻度を低減できます。
本問題は、以下のBMCファームウェアバージョンで対策しました。 対策版の適用をご検討いただきますようお願いいたします。
対象機種 | 対策版BMCファームウェア |
---|---|
RS440xN用 | Ver.02.23以降 |
RS220,RS210xNxN1用 | Ver.02.25以降 |
TS20xN用 | Ver.02.21以降 |
2016年12月9日 このページを掲載しました。
2017年7月14日 この情報ページを更新しました。