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日立製作所 元執行役副社長 アリステア・ドーマーが旭日重光章を受章
株式会社日立製作所(以下、日立)の元執行役副社長 アリステア・ドーマーは、2025年秋の叙勲において、日本と、イギリスを中心とした欧州との経済関係強化、ならびに日本の技術力の発展に貢献したことが称えられ、旭日重光章を授与されました。
ドーマーは、2003年に日立ヨーロッパ社に入社以来、約20年にわたり欧州をはじめとして日立のグローバルな鉄道事業の発展をけん引しました。まず、2005年にイギリス初の高速列車の車両製造・保守サービス事業を日本の車両メーカーとして初受注し、日本の鉄道技術が欧州で信頼を得る契機を作りました。2012年にはイギリス運輸省からイギリス最大規模の都市間高速鉄道プロジェクトにおける866両の車両製造とそのメンテナンスを受注し、その製造拠点としてイギリスのニュートン・エイクリフに工場を建設し、雇用創出、技術移転や共同開発などを通じて、イギリス鉄道産業の発展に貢献しました。本工場は日本企業の投資の成功事例として、日英首脳をはじめイギリス政府の閣僚にも来訪いただき、日英関係の深化にも貢献しました。
その後ドーマーは、2015年のイタリアのアンサルドブレダ社とアンサルドSTS社、2024年にはフランスのタレス社の鉄道信号関連事業の買収などを通じて、欧州地域における日立の鉄道産業への大規模投資を主導しました。鉄道が脱炭素社会の構築に貢献する移動手段として注目される中、日欧の技術力を統合した事業展開をけん引したことに加え、2021年にイギリスのグラスゴーで開催されたCOP26では、日立は日本企業で唯一のプリンシパル・パートナーとなり、ドーマーは日立のChief Environmental Officerとして日立グループを代表して日本の環境技術力と責任ある企業姿勢を世界に示しました。
さらにドーマーは2022年6月から2年間、在欧州日本企業の団体である在欧日系ビジネス協議会(Japan Business Council in Europe/ JBCE)の会長を務め、日本企業とEUの懸け橋となり、EUの政策形成や日欧双方にとって魅力的なビジネス環境の整備に貢献しました。特に、2023年11月にベルギーのブリュッセルで開催された第25回日EU Business Round Table年次会合では、経済安全保障/サプライチェーン、グリーントランジション、標準化/規制の調和などのテーマに関して、JBCE会長として日本の産業界の意見や要望をアピールし、その発言内容は、最終的な日EU首脳への提言にも反映されました。
受章者のコメント
「このたびは、旭日重光章という栄に浴し、身に余る光栄に存じます。私は、日本と欧州のそれぞれの強みを統合させることの重要性を信じ、鉄道事業を中心に欧州での事業展開に取り組んでまいりました。この度の受賞は、日本および欧州の関係者の皆さまの多大なるご支援の賜物であり、深く感謝を申し上げます。今後も、諸外国との関係深化を通じた、日本の技術力のさらなる発展を願っております。」
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。
