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Hitachi

次世代エレベーター技術開発を加速する新開発施設の建設を決定

株式会社日立製作所
株式会社日立ビルシステム

[画像]新開発施設の完成予想図(左)と水戸事業所の全景(右)
新開発施設の完成予想図(左)と水戸事業所の全景(右)

  株式会社日立製作所(以下、日立)と、株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、このたび、ビルシステム事業における研究開発強化の一環として、昇降機(エレベーター・エスカレーター)の開発・設計・製造拠点である水戸事業所(茨城県ひたちなか市)に、次世代エレベーター技術開発を加速する新開発施設を建設します。
  新開発施設では、日本国内のエレベーター新設需要の約8割を占める標準型エレベーターの次世代機種の開発や、老朽化したエレベーターのリニューアル需要に応える製品開発を推進します。新開発施設は、水戸事業所内にある地上高213mの日本一高い*エレベーター研究塔「G1TOWER(ジーワンタワー)」に隣接した敷地に建設予定で、2025年7月に着工、2027年2月に完成予定です。

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エレベーターの研究施設の高さとして。2010年4月の竣工時点では高さ世界一。なお、2025年6月現在の高さ世界一のエレベーター研究施設は、日立電梯(中国)有限公司が中華人民共和国・広州市の研究開発・製造拠点内に有する地上高273.8mのエレベーター試験塔「H1 TOWER(エイチワンタワー)」。いずれも日立調べ。

新開発施設建設の背景

  日立と日立ビルシステムは、日本国内において、水戸事業所の「G1TOWER」を中心とする研究開発施設と、亀有総合センター(東京都足立区)において、昇降機の開発を推進しています。このたび、水戸事業所内に新開発施設を建設することで、昇降機の新設・リニューアル製品の開発を水戸事業所に集約して開発を加速するとともに、亀有総合センターでは、昇降機をはじめとするビル設備のメンテナンスや、ビルIoTソリューション「BuilMirai(ビルミライ)」などのデジタルサービスの開発を推進する体制とし、ビルシステム事業における開発機能の強化を図ります。
  新開発施設では、日本国内においてエレベーター新設需要台数の約8割を占める標準型エレベーターの次世代機種と、安全や災害対応などの観点から、需要拡大が続く、既設エレベーターのリニューアル製品の開発を推進します。

  日立と日立ビルシステムは、ビル設備のスマートモニタリングやデータ分析をはじめとするIT、フロントラインワーカーが有するOT(Operational Technology)、そして高品質で環境性能に優れたプロダクトという三つの強みを組み合わせたソリューション提供を通じて、グリーンなビルと街を実現し、そこに集う人々の安全・安心・快適な生活、ウェルビーイングの向上、さらには、ビルや街に関わるフロントラインワーカーが輝く社会づくりに貢献していきます。

新開発施設の概要

所在地 茨城県ひたちなか市市毛1070番地(水戸事業所敷地内)
建築面積 591m²
建物規模 地上高49.5m
階数 地上4階
着工 2025年7月
竣工 2026年8月(建物竣工後、研究開発設備を整備し、2027年2月に完成、使用開始予定)

日立ビルシステムのWebサイト

日立ビルシステムブランドチャンネル

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日立製作所について
  日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。

お問い合わせ先
株式会社日立ビルシステム
カスタマーサポートセンター
0120-7838-99
(フリーダイヤル)

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