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2022年6月15日
交通部台湾鉄路管理局向け都市間特急車両 EMU3000
株式会社日立製作所(以下、日立)が鉄道事業者である交通部台湾鉄路管理局(Taiwan Railways Administration, MOTC/以下、TRA)向けに製造した鉄道車両EMU3000が、このたび、ドイツの「iF DESIGN AWARD 2022」を受賞しました。日立とTRAの共同での受賞となります。
iF DESIGN AWARDは、ドイツ・ハノーバーを拠点とする「iF International Forum Design GmbH」が1953年から半世紀以上にわたって主催する、国際的に権威のあるデザイン賞です。全世界から応募された工業製品について、デザインの独創性や革新性、また、使いやすさなどの機能性、品質、環境への配慮などを総合的に評価し、優れたデザインに贈られます。今回のiF DESIGN AWARD 2022には、世界57の国や地域から約11,000件の応募がありました。
日立は今後も、品質および信頼性の高い鉄道車両をはじめとしたソリューションを提供することにより、台湾の鉄道インフラのさらなる発展に寄与するとともに、鉄道システムのグローバル展開を加速していきます。
EMU3000は台湾全土を走行する都市間特急列車として、2019年1月に600両(12両×50編成)を受注*後、順次納入を進めています。
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。金融・官公庁・自治体・通信向けITサービスやお客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、産業流通、水インフラ、ヘルスケア、家電・空調システム、計測分析システム、ビルシステムなどの幅広い領域でプロダクトをデジタルでつなぐ「コネクティブインダストリーズ」と、自動車・二輪車の分野で先進技術を提供する「オートモティブシステム」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。グリーン、デジタル、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は10兆2,646億円、2022年3月末時点で連結子会社は853社、全世界で約37万人の従業員を擁しています。
以上