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2018年12月13日
株式会社日立産機システム
メンテナンス性向上と長時間安定稼働を実現
Gravis UXシリーズ ヘッド洗浄ユニット付モデル
株式会社日立産機システム(取締役社長:荒谷 豊/以下、日立産機)は、産業用インクジェットプリンタ(以下、IJプリンタ) Gravis UXシリーズの、ヘッド洗浄ユニット付モデル(以下、ヘッド洗浄ユニット付モデル)を2019年1月から販売開始します。
IJプリンタは、食品や飲料、化粧品、薬品、電子部品、自動車部品などに日付やロット番号などを印字する装置です。安定した印字品質を維持するために、日常メンテナンスとして印字ヘッド内部に溜まったインク汚れを有機溶剤で洗浄する必要があります。
今回、日立産機が開発したヘッド洗浄ユニット付モデルでは、印字ヘッドを付属の洗浄ユニットにセットすることによりインク汚れを自動洗浄することができます。これにより、作業者による洗浄レベルの差が無くなり安定した洗浄が可能になるとともに、ヘッド洗浄ユニット内で自動洗浄するため溶剤によるばく露の軽減が図れます。また、洗浄後は本体に圧縮空気を供給することにより、乾燥を含めて3分程度*1の短時間で、自動かつ安全なメンテナンスが可能になります。
さらに、IJプリンタは印字対象物や長時間の連続稼働などにより、印字ヘッド内部にインクミスト*2が堆積し、印字品質が劣化することがありましたが、ヘッド洗浄ユニット付モデルでは、新開発のミストコレクタ機能により、インクミストの堆積を約1/4*3に抑え、長時間安定した印字品質を実現しました。また、他のGravis UXシリーズと同様に、消耗部品のみを簡単に交換可能であり、高い省メンテナンス性を有します。
自動で洗浄するため、作業者による洗浄レベルの差が無くなり、安定した洗浄品質を実現します。圧縮空気を本体に接続することで洗浄から乾燥までを3分程度で行うことができ、印字ヘッドの日常メンテナンスの負担を軽減します。
洗浄ユニットの中で印字ヘッドを自動洗浄するため、洗浄中に溶剤が飛び散ることがありません。また、洗浄後の溶剤液は、回収ボトルに回収されるため、溶剤ばく露の軽減が図れます。
洗浄ユニットはIJプリンタ本体と別置可能のため、現場のレイアウトに合わせた設置が可能です。
印字対象物や長時間の連続稼働などにより、印字したインクの一部が跳ね返り、印字ヘッド内部にインクミストが堆積する事があります。日立独自のミストコレクタ機能により、インクミストを誘導電極に引き寄せることで、印字ヘッド内部の堆積を従来比約1/4に抑え、安定した印字品質を実現します。
インクフィルタなどの消耗品は、工具不要で簡単に交換可能です。また、その他の交換部品も最小のパーツ単位で取替え可能とし、保守性を高めています。
最大印字段数 / 最大文字数 | 6段 / 1000文字(1段印字時) |
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最高印字速度 | 2296文字 / 秒 (5×5 文字間スペース1ドット) |
最大文字高さ | 約10mm |
外形寸法 / 質量 | 400 × 320 × 527 mm / 32 kg |
価格 | 250万円 |
株式会社日立産機システム 事業統括本部 省力システム事業部 企画部 [担当:斎藤]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地AKSビル
電話 : 03-4345-6077
以上