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2018年12月7日
日立オートモティブシステムズ株式会社
日立オートモティブシステムズ株式会社(社長執行役員&CEO:ブリス・コッホ/以下、日立オートモティブシステムズ)は、ドイツ連邦共和国の輸送用機器メーカーKnorr-Bremse AG(取締役会長:クラウス・デラー/以下、クノールブレムゼ社)との間で、日立オートモティブシステムズの商用車用パワーステアリング事業をクノールブレムゼ社に譲渡することで合意し、本日、株式譲渡契約を締結しました。具体的には、日立オートモティブシステムズが新会社を設立し、新会社へ本事業を吸収分割した後、新会社の株式をクノールブレムゼ社の香港における100%子会社であるKnorr-Bremse Asia Pacific (Holding) Ltd.へ譲渡します。
パワーステアリングは、ブレーキやサスペンションと並んで自動車車両の挙動制御を支える装置です。日立オートモティブシステムズは、商用車用のパワーステアリング事業において、小型、軽量、高出力な油圧アシストタイプのインテグラルパワーステアリングギアを製造・販売しています。
日立オートモティブシステムズは、今回の事業譲渡により、さらなるコア事業の強化に注力します。今後も、車両の運動性能を向上させる、乗用車向けステアリング、ブレーキ、サスペンションなどのシャシー製品に加え、電動化および先進運転支援・自動運転(ADAS/AD)など、強みを持つ電子・電動化技術を生かした、モーター、インバーターなどの電動化製品や外界認識センサー、電子コントローラーなどの自動運転分野に対する事業の強化を推進していきます。
クノールブレムゼ社は、1905年の創業以来、鉄道・商用車用のブレーキシステムの分野で世界をリードしてきた企業です。今回の事業譲渡により、クノールブレムゼ社のグローバルな顧客基盤や技術、ノウハウを活用して本事業を発展させていきます。また、ブレーキとステアリングの統合制御技術など、クノールブレムゼ社が推進する商用車向けの先進運転支援・自動運転の技術開発に本事業が貢献することで、同社のグローバルな事業展開を加速させます。
名称 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 |
代表者 | 社長執行役員&CEO:ブリス・コッホ |
事業内容 | 自動車部分品および輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス |
資本金 | 15,000百万円 (株式会社日立製作所 100%) |
設立年月日 | 2009年7月1日 |
名称 | Knorr-Bremse AG |
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所在地 | Moosacher Strasse 80 80809 Munich, Germany |
代表者 | 取締役会長:クラウス・デラー |
事業内容 | 鉄道車両、トラック・バスなど商用車向けのブレーキシステムの製造・販売 |
資本金 | 161,200千ユーロ |
設立年月日 | 1905年2月28日 |
株式譲渡契約締結日 | 2018年12月7日 |
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吸収分割契約締結日 | 2019年1月(予定) |
吸収分割効力発生日 および株式譲渡日 |
2019年3月1日 |
以上