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企業情報ニュースリリース

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2018年11月14日

台湾・彰化県と日立が彰化洋上風力発電所の運転と保守に向けて
彰化港の利用に合意

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、本日、台湾・彰化県と、中西部の芳苑郷沖に建設予定の彰化洋上風力発電所の運転と保守について円滑に行うことを目的に、彰化県が建設する彰化港とその施設、ならびに土地利用に関して合意し、覚書を締結しました。

  今回の覚書により、日立は、彰化県が2020年中旬の完成に向けて建設する彰化港を、彰化洋上風力発電所におけるO&M(Operation & Maintenance)拠点とし、港湾施設内に事務所や倉庫などを建設します。また彰化県は、日立が風力発電設備の運転や保守のために使用する船舶を彰化港に停泊させることや、運営維持管理用の事務所、倉庫建設のための港湾施設の利用と土地の提供、輸送に必要な行政手続きなどの支援を行います。

  彰化洋上風力発電プロジェクトは、台湾の再生可能エネルギー拡大に向けたプロジェクトの一環として、台湾電力股份有限公司が台湾中西部、彰化県の芳苑郷沖に建設を予定している大型の洋上風力発電プロジェクトです。日立は、Jan De Nul社とのコンソーシアムで、5.2MW風力発電システム21基(109.2MW)の製造から据付、5年間のO&Mなどを一括で受注しました。2018年5月から設置予定の海域の調査を行い、日立が2019年から2020年初旬にかけて風車の製造を開始、Jan De Nulの水中基礎と日立の風車の据付を2020年初から開始し、2020年の夏頃から試運転を行い、12月末の完成を予定しています。

  彰化県は、本プロジェクトを支援するため、洋上風力発電プロジェクトの運転開始に向け、台湾・経済部からの助成金(4億2,000万ニュー台湾ドル)を受け、2020年中旬に彰化県鹿港鎮に風力発電所の運営や維持管理用の区画を含む総面積約35ヘクタールの彰化港を建設する予定です。

  日立は、日本市場で培ってきた風力発電システムに関する高品質の保全技術・ノウハウを組み合わせて、台湾における再生可能エネルギーの拡大に貢献していきます。

以上

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