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2018年5月9日
日立独自の新技術・サービスでコストパフォーマンスを最大10倍向上するとともに
ITシステムの自律運用によりデータセンターを革新
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、ハイエンドクラスの高性能・高信頼を実現するミッドレンジ・フラッシュストレージをグローバルに販売開始します。 「Hitachi Virtual Storage Platform(以下、VSP)ファミリー」のミッドレンジモデルを刷新し、従来ハイエンドモデル「VSP G1000」を上回る高性能な最上位モデル「VSP F900」をはじめとするフラッシュストレージ10モデルを提供します。本ストレージでは、日立独自のインテリジェントな重複排除・圧縮技術*1を活用した「データ容量最適化サービス」により、コストパフォーマンスを最大10倍向上*2します。また、ITシステムの運用・管理を自律化するソフトウェアを強化し、ストレージの導入・運用時の設定に要する時間を最短1/10*3に短縮します。
これらにより、日立は、データセンターやITシステムの革新を推進するデータセンターモダナイゼーション(Data Center Modernization*4)をさらに進め、お客さまの新規ビジネス創出や既存事業の拡大に貢献します。
近年、企業の情報システム部門には、既存の基幹業務システムのさらなる効率運用に加え、新規ビジネス創出に向けたデータ分析システムなどを迅速かつ柔軟に、適切なコストで導入・運用することなどが求められています。
日立は、今回、これらの多様化するニーズに応えるため、データセンターモダナイゼーションの取り組みのもと、「VSPファミリー」のミッドレンジモデルを刷新し、従来ハイエンドモデル「VSP G1000」を上回る高性能な最上位モデルを含めたフラッシュストレージを提供します。また、あわせて、このフラッシュストレージ導入によるデータ容量削減効果を保証する「データ容量最適化サービス」など新たなサービスの提供も開始します。
今後も、日立は、データセンターモダナイゼーションのもと、データセンターや既存システムの運用効率をさらに高めるストレージ製品・サービスとして、「VSPファミリー」および関連ソフトウェア、サービスの強化を推進し、お客さまが運用するITシステム全体のIT投資最適化を支援していきます。
フラッシュ媒体のアクセス性能を最大限に引き出すため、データアクセス処理などの機能を刷新した新アーキテクチャを搭載し、ハイエンドクラスからローエンドクラスまでをカバーする新ミッドレンジ・フラッシュストレージを提供します。最上位モデル「VSP F900」においては、従来のハイエンドモデルを上回る性能*5を備え、あらゆる高負荷環境において安定した高性能を実現します。これにより、従来のハイエンドストレージからの置き換えを可能とします。また、高信頼性を提供するとともにローエンドクラス向けに機能などを最適化した「VSP G130」の提供により、フラッシュストレージ環境の導入を容易にします。
データのアクセスパターンに合わせて自動的にデータ処理のタイミング・方法を変更することで、性能・容量を最適化するインテリジェントな重複排除・圧縮技術により、コストパフォーマンス最大10倍向上を可能にしました。さらに、データ容量削減効果を事前に見積もり、移行後のフラッシュストレージの構成を提案すると同時に、そのデータ容量削減効果を保証する「データ容量最適化サービス」を新たに提供します。これにより、フラッシュストレージ移行時の重複排除・圧縮技術によるデータ容量削減効果に対するお客さまの不安を軽減します。
ITインフラ運用自動化ソフトウェア「Hitachi Automation Director」を強化し、アプリケーションからストレージまで、ITシステム全体の運用・管理を自律化することで、より迅速なリソース割り当て、運用コストの削減、操作ミスの低減が可能となりました。
具体的には、国内で豊富な導入実績を持つ統合システム運用管理「JP1」との連携を可能にする「Automatic Storage Operation for JP1」の提供を開始します。本ソフトウェアの効果検証結果では、ストレージの導入・運用時の設定に要する時間を最短1/10に短縮しました。
製品・サービス名 | メニュー内容 | 価格(税別) | 提供開始時期 |
---|---|---|---|
Hitachi Virtual Storage Platform F900 |
|
4,132万6千円〜 | 5月9日 |
Hitachi Virtual Storage Platform F700 |
|
2,626万2千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform F370 |
|
1,197万4千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform F350 |
|
948万4千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G900 |
|
3,020万1千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G700 |
|
1,759万3千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G370 |
|
1,047万6千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G350 |
|
657万6千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G150 |
|
218万8千円〜 | |
Hitachi Virtual Storage Platform G130 |
|
134万8千円〜 | 6月29日 |
データ容量最適化 サービス |
データ容量削減率事前評価、構成提案 | 個別見積 | 5月9日 |
Automatic Storage Operation for JP1 |
ストレージ運用の自動化コンテンツ | 34万円〜 | 7月31日 |
記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。
株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット ITプロダクツ統括本部
以上