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2018年2月26日
受賞式の様子
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、執行役社長兼CEOである東原が、イタリア共和国(以下、イタリア)において「レオナルド国際賞」を受賞したことをお知らせします。本賞は、イタリア政府および財界関係者などで構成されるレオナルド委員会が1994年に設立したもので、経済や文化、芸術分野においてイタリアとの関係強化に多大な貢献をした海外企業のビジネスリーダーに対して授与される、国際的に栄誉ある賞の一つです。
東原は、2014年4月に執行役社長兼COOに就任後、鉄道事業を中心としたイタリアにおける積極的な投資・事業拡大を通じ、同国の発展に貢献してきました。その功績が認められ、このたび、「レオナルド国際賞」の受賞に至りました。
日立グループは、イタリアにおいて、1981年に電子部品や家電事業で参入したことを契機に、現在では、鉄道システムや電力・エネルギー、ヘルスケアなど幅広い分野で事業を展開しています。中でも、鉄道システム事業では、イタリア・ピストイアに位置する車両製造拠点を、グローバルな生産体制確立のための重要拠点と位置づけ、事業拡大を図っています。2017年10月には、イタリアにおいては日立グループ初となる「Hitachi Social Innovation Forum 2017 MILAN」を開催、東原が現地を訪問し、イタリアの社会課題の解決、および人々のQoL*向上に寄与する日立の社会イノベーション事業を紹介しました。イタリアが抱える、都市化に伴う公共交通の効率化やエネルギーの効率化・生産性向上、医療費増加などの課題を解決するソリューションの提供を通じ、現在約1,500億円のイタリアでの事業規模を、2020年度に2,000億円に拡大していく目標を掲げるとともに、イタリア政府関係者などとの面談を通じ、パートナーシップのさらなる強化を図りました。
「日立は、イタリアを、グローバル事業を拡大する上で重要な市場と考えており、このたびの受賞は、これまでのイタリアにおける取り組みを評価いただいた結果と、大変光栄に思います。日立は、『IoT時代のイノベーションパートナー』をめざし、社会課題を解決するデジタルソリューションの創出・提供をグローバルで進めています。イタリア市場においても、引き続き、お客さまやパートナーとの協創を通じ、デジタル技術を活用した社会イノベーション事業を提供していくことで、イタリアの発展と人々のQoL向上に貢献していきます。」
以上