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2017年9月15日
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、2017年10月1日付で情報セキュリティ体制を強化します。社会イノベーション事業を展開する日立グループは、IoTの進展やサイバーセキュリティ脅威の増加等から、情報セキュリティガバナンスを最も重要な経営課題の一つと位置づけています。日立グループ全体の情報セキュリティガバナンスを一括して推進するため、執行役社長兼CEO直轄のCISO(Chief Information Security Officer)と、CISOが管掌する情報セキュリティリスク統括本部を設置・独立させ、情報セキュリティ体制を拡張・強化します。
日立は、これまでも機密情報や個人情報等について、高いレベルでのセキュリティ対策、管理を行ってきました。このたび設置するCISOおよび情報セキュリティリスク統括本部は、社内のIT施策を担うCIO*およびIT統括本部から独立し、日立グループのネットワークにつながる全ての製品や社内設備を対象に、情報セキュリティガバナンスを行います。なお、CISOには執行役副社長の西野 壽一が就任する予定です。CISOおよび情報セキュリティリスク統括本部を中心に、サイバーリスク対策の技術を統括しつつ、最新の動向を踏まえたセキュリティ対策のPDCAを実行していきます。 そして、得られた知見を製品・企業システム・サービスに反映させて、お客さまに提供していきます。
また、日立は大みか事業所(茨城県日立市)内に開設したサイバー攻撃の総合訓練・検証施設において、重要インフラの制御システムを手がけてきた経験やノウハウ、最新のIT技術を活用し、社内外の情報セキュリティ人財の育成にも取り組みます。日立は情報セキュリティ体制の強化を通じて、社会全体の情報セキュリティに貢献していきます。
以上