ニュースリリース

ミャンマー・ヤンゴンで
社会貢献プログラム「第14回日立ヤングリーダーズ・イニシアティブ」を開催

ASEAN・日本から計8カ国・32人の学生が参加、ASEANの次世代を担うリーダーの育成に寄与

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭)および日立製作所のアジア地域統括会社である日立アジア社(取締役社長:堀内 浩祐)は、7月10日から7月13日までミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)の中心都市であるヤンゴンにおいて、社会貢献プログラム「第14回日立ヤングリーダーズ・イニシアティブ(Hitachi Young Leaders Initiative:以下、HYLI)」を開催します。

  日立*は、ASEANの次世代を担う若手リーダーの育成を目的として、1996年にHYLIを開始しました。14回目を迎える今回は、ASEAN7カ国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー)に日本を加えた計8カ国から、大学生および大学院生32人が参加します。学生たちは、4日間のプログラムを通じ、ASEANが直面する社会課題を認識・共有し、解決のための議論・提言を行います。各国有識者や学生同士の国籍・文化を超えた意見交換により協力して創りあげる提言は「協創」の経験になると考えており、日立は、こうした場を学生たちに提供することで、ASEANの発展に求められる次世代リーダーの育成に貢献します。

  今回のHYLIでは、「協創による持続可能な街づくりにむけて」というメインテーマのもと、ヤンゴン地域首相であるピョー・ミン・テイン氏を主賓としてお迎えし、ミャンマー最大級の財閥であるシュエタングループ会長のアイ・トォーン氏をはじめ、ASEANの国々から、政府機関、民間企業、国際機関、NGOといった様々なセクターの有識者たちが講演やパネルディスカッションを行い、都市化の課題と様々なセクター間の「協創」を通じてその課題をどのように乗り越えられるかについて学生達に示唆を与えます。また、学生達はワークショップやフィールドワークを通じ、アジア各地における持続可能な街づくりに向けた課題について理解を深めるとともに、開催都市であるヤンゴンの歴史や、今後の街づくりのビジョンを学び、最終日には、飛躍的な発展が期待されているヤンゴンを舞台にした、あるべき持続可能な街づくりについての提言を行います。ミャンマー以外のASEAN参加国6カ国の学生は、本年10月から来年3月にかけて各国で開催される報告会において、自国の特定の都市に関する提言を行う予定です。

  日立グループは、事業を通じた社会への貢献に加え、コミュニティの一員として地域社会と関わり、貢献していくことが企業の重要な役割であると考えています。今後も日立グループは、HYLIをはじめとする様々な社会貢献活動を通じて、国や地域の発展に貢献していきます。

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本リリースにおける「日立」は、日立製作所および日立アジア社を示しています。

第14回HYLIの概要

HYLIについて

  日立が1996年から開始したHYLIでは、過去13回にわたり、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、日本の8カ国において選ばれた300人を越える学生たちが参加しています。各回において、フォーラム、ワークショップ、フィールドアクティビティからなるプログラムを通じたASEAN共通の社会課題に関する意見交換や交流の場を設けてきました。現在、卒業生たちは国際機関や行政、民間企業、NPOなど様々な分野で活躍しており、参加各国でHYLI同窓会が開催されるなど、HYLIを機に結ばれたネットワークは拡大しています。

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日立アジア社 コーポレート・コミュニケーショングループ[担当:鬼頭]
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