ニュースリリース

中国・北京で開催される「日中グリーンエキスポ2017」に出展

「Green Life, Green Production, Green Society」をテーマに
環境に配慮した技術やソリューションを紹介

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭／以下、日立)は、2017年6月13日から16日まで、中華人民共和国(以下、中国)の北京・中国国際展覧中心で開催される「日中グリーンエキスポ2017*1」に出展します。今回は、「Green Life, Green Production, Green Society」をテーマに、日立は、「省エネルギー・環境関連ソリューション」、「環境負荷低減・省エネルギーに貢献する部品・材料」、「産業向け高効率・省エネルギー関連製品」の3テーマで展示します。日立のIT、OT、プロダクト・システムを組み合わせたトータルソリューションにより、環境負荷を抑えながら安全・安心で豊かな都市生活を実現する社会イノベーション事業を紹介・提供していきます。

  本展示会は、日本経済団体連合会、日本貿易振興機構、日中グリーンエキスポ・マネジメント、中国国際貿易促進委員会、中国環境保護産業協会の共同主催による国際環境見本市です。今年は、同期間で開催される「第15回 中国国際環境保護展」(CIEPEC 2017)の一部として設けられ、日系企業約27社が出展し、約5万人の来場が見込まれています(CIEPEC 2017来場見込)。
  本展示会の期間中に行われる「日中環境保護産業協力シンポジウム」では、日立 取締役会長 代表執行役 中西 宏明がパネリストとして、「緑溢れる社会、ゆとりある暮らしの実現"Green Life, Green Society"」をテーマとするパネルディスカッションに参加し、日立グループの取り組みを説明した後、「Data Technologyと日中協創がもたらす新たな社会イノベーション」をテーマに日中協力に関して発言を行う予定です。

  現在日立は、IoT時代のイノベーションパートナーとして、お客さまとの協創および社会イノベーション事業の拡大を加速しており、持続可能な環境に配慮したさまざまな事業やプロジェクトに積極的に取り組んでいます。また日立は、2016年9月に、2050年を見据えた環境長期目標「日立環境イノベーション2050」を策定しており、日立の環境経営でめざす姿を定めた「環境ビジョン」の下、「低炭素社会」「高度循環社会」「自然共生社会」の構築に向け、日立のバリューチェーンを通したCO₂排出量を2050年度までに2010年度比で80％削減、水・資源利用効率を2050年度までに2010年度比で50％改善、自然資本へのインパクトを最小化する、などの目標を掲げています。中国市場での事業拡大に向けては、2016年12月に、「2018中国事業戦略」を策定し、プロダクト事業のさらなる強化と中国の発展方向に沿った社会イノベーション事業の拡大を柱として、2015年度に1.05兆円であった中国向け売上を2018年度に1.1兆円まで拡大*2することを目標としています。

  日立は、これらの取り組みを通じ、中国政府の定める「第13次五カ年計画」において、注力施策の1つとして掲げられている、産業や都市、自動車の低炭素化、環境負荷低減をめざす「美しい中国」の実現に貢献していきます。今後も、中国のパートナーとの協創を推進することで、中国社会の持続的な発展および人々のQuality of Lifeの向上に貢献していきます。

*1

「第15回 中国国際環境保護展(CIEPEC2017)」www.chinaenvironment.org/en.htmの一部として出展

*2

為替影響および日立物流、日立キャピタル非連結化の影響を除くと、中国のGDP成長率目標(6.5％)を上回る計画(2016-2018年度CAGR:10.5％)。

出展の概要

日中環境保護産業協力シンポジウム

• 講演
  木村康 経団連副会長/環境安全委員長/JXTGホールディングス会長
  赤星康 日本貿易振興機構副理事長
• パネルディスカッション〜環境問題における日中協力の可能性〜
  ① 環境にやさしいものづくり"Green Production"
  ② 緑溢れる社会、ゆとりある暮らしの実現"Green Life, Green Society"

以上