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2017年3月22日
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
英国内でBWR技術の理解促進を支援
日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原秀俊/以下、日立GE)は、英国で沸騰水型原子炉(BWR)技術を理解する人材育成に向けて、英国ケンブリッジ大学において改良型沸騰水型原子炉(以下、ABWR)に関するセミナーを開催します。本セミナーでは、日立GEが協力している英国ホライズン・ニュークリア・パワー社(以下、ホライズン社)のウィルヴァ・ニューウィッド・プロジェクトの現状やABWRの設計と運転、安全に向けた取り組みなどについて、3月22日から23日までの2日間を掛けて紹介します。
ホライズン社が新規建設を計画するウィルヴァ・ニューウィッドで採用するABWRは、世界で初めて運転開始し実績豊富なGenⅢ+原子炉で、英国では初となるBWR技術となるため、英国の産業界や学会がBWR技術への理解を深めるとともに、BWRの専門知識を有する人材を育成することが急務となっています。
日立GEは、2013年1月にインペリアル大学で第一回目のABWRセミナーを開催して以来、4年間にわたって継続的にマンチェスター大学、バーミンガム大学、ブリストル大学、およびバンガー大学で学生や原子力専門家、研究者に向けて技術セミナーを開催し、BWR人材の育成に向けた取り組みを行ってきました。
日立GEは、今後も英国内のBWR専門家の育成に貢献するとともに、英国原子力発電所の新規建設プロジェクトを推進していきます。
「世界トップクラスのケンブリッジ大学で今回のセミナーを開催できることを大変光栄に思います。今回のセミナーは、BWRのひいては英国のABWR技術の理解促進に向けた貴重な機会を提供するものです。英国は原子力分野において、大学を中心とした研究開発や、産業界の技術やノウハウなど、いずれにおいても世界でも有数の歴史と実績があります。このような機会により、英国内のBWRの専門知識と理解を深める助けになるでしょう。」
「本イベントにより、我々はBWRの知識を深めることが出来るでしょう。ABWRは、将来の英国のエネルギーミックスにおいて、主要な役割を果たそうとしています。英国の産業、大学が国内でBWRの専門家を育成するために活動を続けていくことが大変重要であると考えます。」
以上