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2016年3月29日
株式会社日立製作所
Virtusa Corporation
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と、米国のグローバルITサービス企業であるVirtusa Corporation(本社:米国マサチューセッツ州ウエストボロ、CEO:Kris Canekeratne(クリス・カネカラトナ)/以下、バートゥサ社)は、このたび、グローバルITソリューション分野における戦略的提携に合意しました。
日立とバートゥサ社は、両社の製品や技術、ノウハウを組み合わせ、多様化する顧客ニーズや複雑な業務プロセスの変更に対応できる効率的な機能追加・運用管理を実現するサービスやシステムを、グローバルに事業を展開する企業向けに提供します。なお、両社は本提携に先立ち、2015年から、国内の金融機関において、システム運用の最適化や大規模なシステム改修などに共同で取り組んでいます。
昨今、グローバルに事業を展開する企業では、ビジネスのさらなる拡大を支援する新たなシステムへのニーズが高まっています。特に、最先端のITと金融サービスを融合させるFinTech(フィンテック)*1への動きが活発化している銀行や保険会社などの金融機関、またヘルスケア分野においては、多様化する顧客ニーズに適した商品・サービスをタイムリーに提供するため、業務プロセスの変更に伴うシステム改修やシステム統合などに迅速かつ低コストで対応できる柔軟性の高いシステムの整備が急務となっています。
日立は、企業の基幹系システムなど、極めて高い信頼性が求められるシステムの開発において、豊富な導入実績と技術・ノウハウを有し、さまざまな製品・サービスを組み合わせたITソリューションをグローバルに提供しています。
バートゥサ社は、欧米やアジアを中心としてグローバルにITコンサルティングやシステム開発を展開し、顧客企業に革新的なソリューションを提供しています。特に、複雑な業務プロセスの変更や各国・地域の法規制に効率的に対応できるシステムの開発や運用管理を得意としています。また、グローバルに設置している開発拠点にノウハウを蓄積することで世界各地の顧客に迅速にシステムを提供しており、複数の国々で利用される大規模な保険金請求システムなど、金融機関を中心に多くの導入実績があります。2015年6月には、国際アウトソーシング専門家協会(IAOP ®)*2が発表した「2015年グローバルアウトソーシング100」に選出されました。
今回の提携により、両社は金融機関をはじめとして、グローバルに事業を展開する企業向けにITソリューションを共同で提供し、ビジネスの成長に貢献していきます。
バートゥサ社は、深い専門的な知見に根ざした業界別ソリューションを提供しており、日立の製品・サービスを補完・拡張する最適かつ強力な技術パートナーであると考えています。日本の金融機関向けシステムをはじめとして、日立がさまざまな市場で培ってきた技術・ノウハウとバートゥサ社の技術を組み合わせることで、これまで以上に付加価値の高いソリューションが提供できることを確信しています。
高い知名度と評価を有する日立との提携により、バートゥサ社が日本市場に進出できることを嬉しく思います。両社はイノベーション、社会的責任、そして顧客への貢献を重視している点で、非常に相性の良い企業文化を備えています。日立が提供するソリューションは、これまでの概念にとらわれないものであり、より広く市場に浸透すべきと考えています。今回の協業により、両社は戦略的かつ長期にわたるパートナーシップ関係を築き、世界中の顧客に対してさまざまなソリューションを提供していきます。
会社名 | Virtusa Corporation |
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所在地 | 米国マサチューセッツ州ウエストボロ |
設立年 | 1996年 |
代表者 | CEO:Kris Canekeratne(クリス・カネカラトナ) |
従業員数 | 約10,000名 |
事業概要 | ビジネスコンサルティング、各種ツールを活用したシステム開発、運用・保守、サービスの提供。 |
拠点 | 米国、英国、ドイツ、ハンガリー、インド、スリランカほか |
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム営業統括本部 [担当:酒田、薩摩]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
以上