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2016年3月22日
株式会社日立製作所
日立(中国)有限公司
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、3月19日から21日にかけて、北京市の釣魚台国賓館にて開催された中国国務院発展研究中心(Development Research Center of the State Council)が主催する「中国発展ハイレベルフォーラム2016」に参加し、執行役会長兼CEOの中西宏明が講演を行いました。また、中西は、21日の午後に人民大会堂にて行われた李克強総理の会見にも出席し、対話・交流しました。
本フォーラムは、グローバル企業のリーダーや著名な学者などが参加し、中国政府との対話・交流を通じて、中国が直面している課題の解決に寄与することを目的に2000年より開催されており、本年で17回目となります。
今回は、「新五カ年計画期間の中国」をテーマに、第13次五カ年計画期間における中国の成長と改革や財政・税務体制の深化、金融体制改革、対外開放、環境整備、産業体制改革の推進などの課題について意見交換が行われました。
また、中国政府幹部による講演に加えて、中西が、本会議の「新しい産業体制の構築と製造強国建設の加速」をテーマとしたセッションにおいて講演を行いました。中西は、日立の事業構造改革を事例として、新五カ年計画期間の中国に適応した社会イノベーション事業を提案するとともに、IoTやスマート製造などの推進を通じた産業構造高度化の実現を提言し、中国の持続的発展に貢献する意気込みを示しました。
日立は、中国を重要な市場の一つとして位置づけており、今後も中国政府が掲げる「中国製造2025」などの次世代政策や中国発展の方向性と合致した事業戦略を策定・推進することで、中国の長期的な発展に貢献していきます。
中国発展ハイレベルフォーラムは、中国国務院のメンバーが世界のビジネスリーダー、国際機関、学識経験者と中国の発展戦略、経済、社会政策について意見交換をする場として設立された、中国で有名なフォーラムです。本フォーラムでは、国務院メンバーが中央政府の直面している課題、政策の概要を説明し、新たな発展のための目標を報告します。また、海外からの出席者や研究者が中国の政策決定者と面会し、戦略の方向付け、政策に関する議論に参加するというユニークな機会でもあります。
中国は、日立グループにおける重要な市場のひとつであり、182のグループ企業と約49,600人の従業員を擁しています(2015年3月末現在)。中国における日立グループの2014年度(2014年4月1日から2015年3月31日)の売上高は、1兆1,572億円に達し、日立グループ全世界売上高の約12%を占めています。日立グループは、「社会イノベーション事業」に注力し、中国の資源循環・低炭素経済に貢献していきます。詳しくは、日立中国のホームページ(http://www.hitachi.com.cn)をご覧ください。
以上