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2016年3月9日
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社であるアンサルドSTS社(CEO:Stefano Siragusa/以下、ASTS)と、Stadler Bussnang AG(本社:スイス連邦、ブスナング/CEO:Peter Spuhler)のコンソーシアムは、スコットランドのグラスゴー地下鉄の事業運営者であるStrathclyde Partnership for Transport(Chief Executive:Gordon Maclennan)から、地下鉄システム向け車両や無線信号システム(CBTC*1)、10年間の保守などを含むリニューアルプログラムを約2億320万ポンド(約329億円*2)にて受注しました。
グラスゴー地下鉄は、世界で最も古い地下鉄の1つで、15の駅で構成される全長約10.5kmの路線はグラスゴー市内を環状に走っています。
今回のリニューアルプログラムでは、68両(17編成)の車両製造と、自動運転を支援する各種のシステムおよびそれらの保守を提供します。
このうちASTSはCBTCと車両の通信設備、中央制御室、ホーム・ドアなどを一括で納入するとともに、これらと関連したメンテナンスサービスや、自動運転を支援するシステム・インテグレーションを提供します。ASTSの受注金額は約2億320万ポンドのうち、約1億430万ポンド(約169億円*2)です。
「年間1,300万人の乗客が利用し、世界で最も古い地下鉄の1つであるグラスゴー地下鉄を近代化するプロジェクトに取り組めることを誇りに思います。アンサルドSTS社は、鉄道システムに安全を提供する製品と経験豊かな技術力で世界に貢献していきます。」
ASTSは鉄道システムのグロバール市場におけるリーディング企業です。英国および世界各国において、最先端の技術を100年以上にわたり開発・提供しています。
日立は、日立グループの一員であるASTSの信号システムの豊富な経験・実績を活かし、今後も世界規模での鉄道システムの発展に貢献していきます。
以上