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2015年12月22日
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社であるアンサルドSTS社(CEO:Stefano Siragusa/以下、ASTS)は、米国のマサチューセッツ湾交通局(Massachusetts Bay Transportation Authority、以下MBTA)が運営するCommuter Rail Lineの全路線に向けたPTC(Positive Train Control)システムを、3億3,800万ドル(約410億円)で受注しました。
ASTSは、世界中でターンキープロジェクトを取り纏めた実績を有しており、今回の受注は、ASTSの北米における鉄道システムのインテグレータとしての高い技術力が認められたものとなります。
本受注においてASTSは、PTCシステムの設計、インテグレーション、関連製品の発送、車上・地上装置の据え付け、稼動試験、技術サポートや仕様書の作成などを行います。
提供するPTCシステムはFRA(Federal Railroad Administration:米国連邦鉄道管理局)の規定に準拠したものであり、MBTAが運営するCommuter Rail Lineの全路線に導入されます。
「MBTAとともに、新しいPTCシステムの導入に取り組むことを誇りに思います。当社の技術力や、実績のある製品により、MBTAに安全なシステムを提供できると確信しています」。
ASTSは鉄道システムのグロバール市場におけるリーディング企業です。米国、豪州および世界各国において、最先端の技術を100年以上にわたり開発・提供しています。
日立は、新しく日立グループに加わったASTSの信号システムの豊富な経験・実績を活かし、世界規模での鉄道システムの発展に貢献していきます。
以上