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2015年12月7日
株式会社日立製作所
日立(中国)有限公司
日立(中国)研究開発有限公司
「中国新常態におけるイノベーション」をテーマに、中国における日立の研究開発への取り組みを紹介
日立グループは、12月4日、中華人民共和国(以下、中国)・北京市において、「中国新常態におけるイノベーション」をテーマに、「日立技術論壇(Hitachi Technology Forum)」を開催しました。日立グループの先端技術や中国における研究開発への取り組みの紹介、さらには、「中国製造2025」を見据えた各種ソリューションなどの展示も行いました。
当日は、株式会社日立製作所(以下、日立)執行役常務 中国総代表 小久保 憲一、同じく執行役常務 小島 啓二、日立(中国)研究開発有限公司 総経理 陳 楊秋などが出席し、日立の顧客ならびにパートナーである中国企業の代表者や大学、研究機関の専門家など約100名を前に、講演、パネルディスカッションなどを行いました。
今日では、エネルギー・環境問題や食料・水問題、交通システム・セキュリティなど、社会およびマーケットが直面している課題は複雑化しています。これらの課題を解決するためには、お客さまのそばで課題を共有し、解決策をともに創り上げる「協創」の取り組みが求められています。
日立は、お客さま起点型の研究開発をグローバルに推進するため、本年4月、お客さまと課題を共有し、新たなソリューションを協創する組織として、「社会イノベーション協創統括本部」を新設、中国を含む4地域に協創センタを設置しました。中国における研究開発では、「中国製造2025」の重点戦略である、省エネルギーかつサスティナブルな製造をめざす「グリーン製造」、ITを活用して高い生産性や高品質の実現をめざす「スマート製造」などにおいて、顧客協創を加速し、社会イノベーション事業をリードしていきます。
今回の技術論壇では、日立からは、小久保 憲一、陳 楊秋などが登壇、中国における日立の事業戦略や研究開発戦略、顧客協創を支える技術、および日立の「中国製造2025」に向けた取り組みなどを紹介しました。また、中国工業情報化部 専門家 左 世全(ズウォ シゼン)氏より、「中国製造2025」発表の背景や趣旨の説明があったほか、日立フェロー、中国工程院外国籍院士 小泉 英明が人間中心研究による中国への貢献を紹介しました。
さらに、パネルディスカッションでは、日立(中国)有限公司CTO田辺 史朗や東方電気集団 院長 王 為民(ワン ウェイミン)氏、北大方正グループ 方正璞華 総裁 管 祥紅(カン ショウホン)氏、清華大学 副院長 牛 志昇(ニュ ズセン)氏らが「中国新常態におけるイノベーションのあり方」をテーマに、社会に貢献し、事業収益をもたらす技術の創生について議論を行いました。
日立は、中国を最大かつ重要な市場の一つとして位置づけています。お客さま起点のグローバルな研究開発体制の構築により、顧客やパートナーとともに課題を見出し、革新的なソリューションを提供する社会イノベーション事業を通じて、中国の社会課題の解決、「中国製造2025」の実現に貢献していきます。
以上