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企業情報ニュースリリース

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2015年12月3日
株式会社日立製作所
日立エレベーター・アジア社

日立がベトナム ホーチミン都市鉄道1号線の高架式駅舎向けに昇降機63台を受注

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と、日立の東南アジア・インド・中東地域における昇降機事業の統括会社Hitachi Elevator Asia Pte. Ltd.(社長:Rolland Chua)は、ベトナム初の都市鉄道となるホーチミン都市鉄道1号線の高架式駅舎向けに、エレベーター32台、エスカレーター31台、合計63台の昇降機を受注しました。今回の受注は、ベトナムにおける日立の昇降機の受注としては過去最大級であり、また、エスカレーターの受注としては同国で初となります。

  ベトナム最大の都市であるホーチミン市では、急速な工業化と都市化の進展に伴い、道路交通量の急激な増大が深刻な問題となっており、公共交通による道路渋滞の解消や環境の保全が期待されています。このような背景から、ホーチミン市では複数路線の都市鉄道建設が計画されており、ホーチミン都市鉄道1号線はその計画の第一弾となります。今後、ホーチミンを中心としたベトナムの経済成長は更なる加速が予想され、都市鉄道建設などに伴う昇降機需要も更なる伸長が見込まれています。

  今回、日立が受注したのは、現在、ベトナム初の都市鉄道として建設が進んでいるホーチミン都市鉄道1号線の高架式駅舎向け昇降機で、全長19.7km(全14駅)のうちの高架区間となる17.5km(11駅)に日本製のエレベーター32台、エスカレーター31台を2017年に納入する予定です。

  日立は、Thang Uy Trading Co., Ltdと代理店契約を締結した2009年8月からベトナムにおける昇降機事業を開始し、これまで中・小規模の施設を中心に中・低速のエレベーターを累計64台納入してきました。また、ベトナムを含む東南アジアにおける昇降機事業の拡大に注力しており、本年7月にはミャンマーにおける昇降機の販売・サービスを主な事業とする合弁会社Hitachi Elevator (Myanmar) Co., Ltd.を設立しました。

  日立は、今回の受注を契機として、現在、ベトナムで計画されている他の都市鉄道についても積極的な営業活動を継続していくとともに、社会イノベーション事業のグローバル展開を強化し、東南アジア市場でも昇降機事業を拡大していきます。

納入するエレベーターの概要

定格速度 60m/分
積載質量 1,000kg
台数 32台
定員 15名

納入するエスカレーターの概要

階高 5.4〜8.35m
台数 31台

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
TEL : 0120-508-104 (フリーダイヤル)

以上

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