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2015年10月27日
ミャンマー国内での販売・サービスを主な事業とする合弁会社を設立
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、日立製昇降機の製造・サービスを主な事業とするSiam-Hitachi Elevator Co., Ltd.(President:大石 達郎/以下、サイアム日立エレベーター社)、ならびにミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)のPrime Deco Engineering Co., Ltd.(Managing Director:Sein Lin/以下、プライム・デコ社)とともに、ミャンマーにおける昇降機の販売・サービスを主な事業とする合弁会社Hitachi Elevator (Myanmar) Co., Ltd.(Managing Director:江口 清/以下、日立エレベーター・ミャンマー社)を設立しました。合弁会社は11月から本格的に営業活動を開始し、ミャンマー市場での受注拡大をめざします。
ミャンマーの建設市場は、社会基盤となるインフラの整備や、外資系製造業の参入による工場建設などで需要が急速に拡大しています。これに伴い、ミャンマー企業だけでなく、シンガポールやベトナムなどの外資企業が手掛けるホテルや、オフィスビル、住宅などの需要が増加しています。その中で、今後ミャンマーの昇降機の新設市場規模は、2015年度の約1,300台から2020年度には約2,000台へ増加が見込まれており、年率7%を超える高い伸びが期待されています。
日立は、1997年にミャンマー最大の都市、ヤンゴンの「サクラタワー」に4台のエレベーターを納入するなど、以前からミャンマー市場に参入しており、これまでに「シャングリ ラ レジデンス」の建設工事、「セドナホテル」の拡張工事など、ヤンゴンの代表的な開発案件において昇降機を納入してきました。また2013年11月にプライム・デコ社と代理店契約を締結し、その後も積極的な営業活動を展開しており、最近ではヤンゴン最大級の開発案件である複合施設、「HAGLミャンマーセンター」ですべての昇降機70台を受注し、現在、2015年末の竣工をめざして、据付作業を進めています。
日立は世界最高速となる分速1200mのエレベーターを開発したエレベーターメーカーであり、今後は、今回設立した日立エレベーター・ミャンマー社を中心に、ミャンマーの経済発展に貢献し、昇降機市場で営業活動を強化していきます。
社名 | Hitachi Elevator (Myanmar) Co., Ltd. |
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代表者 | 江口 清(Managing Director) |
所在地 | ミャンマー ヤンゴン市 |
設立年月 | 2015年7月 |
事業概要 | 昇降機の販売、据付、保全 |
従業員数 | 約25人 |
資本金 | 2M USD(約2億4千万円) (出資比率:日立製作所27%、サイアム日立エレベーター社50%、プライム・デコ社23%) |
社名 | Siam-Hitachi Elevator Co., Ltd. |
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代表者 | 大石 達郎(President) |
所在地 | タイ バンコク |
設立年月 | 1991年11月 |
事業概要 | 昇降機の販売、製造、据付、保全 |
社名 | Prime Deco Engineering Co., Ltd. |
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代表者 | Sein Lin(Managing Director) |
所在地 | ミャンマー ヤンゴン市 |
設立年月 | 2013年9月 |
事業概要 | 昇降機の販売、据付、保全 |
株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
電話 : 0120-508-104(フリーダイヤル)
以上