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企業情報ニュースリリース

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2015年3月24日
株式会社日立製作所
日立(中国)有限公司

日立が「中国発展ハイレベルフォーラム2015」に参加

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、3月21日から23日にかけて、北京市の釣魚台国賓館にて開催された中国国務院発展研究中心(Development Research Center of the State Council)が主催する「中国発展ハイレベルフォーラム2015」に参加し、執行役会長兼CEOの中西宏明が講演を行いました。また、中西は、23日の午前に釣魚台国賓館にて行われた李克強総理の会見にも出席しました。

  本フォーラムは、グローバル企業のリーダーや著名な学者などが参加し、中国政府との対話・交流を通じて、中国が直面している課題の解決に寄与することを目的に2000年より開催されており、本年で16回目となります。

  今回は、「新常態下での中国経済」をテーマに、中国政府が志向する新常態下における中国の発展と改革や財政・税務体制の改革、金融政策、国際合作、「一帯一路*」の推進などの課題について意見交換が行われました。
  また、中国政府幹部による講演に加えて、中西が、本会議の「産業構造の調整とイノベーションによる発展」をテーマとしたセッションにおいて講演を行いました。「新常態」に適応した「社会イノベーション事業」を提案し、顧客との「協創」を通じた産業構造の高度化の実現を提言し、中国の持続的発展に貢献する意気込みを示しました。

  日立はグローバルで社会イノベーション事業を推進していくため、2015年4月1日より「自律分散型グローバル経営」を展開します。中国は日立における最大の海外市場であり、中国発展の方向性と合致した事業戦略を策定し、これを推進することで、中国の持続的発展に向けた取り組みに貢献していきます。

*
一帯一路:中国から中央アジアを経由して欧州につながる「シルクロード経済帯」と東南アジア・インド・アフリカ・中東を経て欧州に至る「21世紀海上シルクロード」。

「中国発展ハイレベルフォーラム」について

中国発展ハイレベルフォーラムは、中国国務院のメンバーが世界のビジネスリーダー、国際機関、学識経験者と中国の発展戦略、経済、社会政策について意見交換をする場として設立された、中国で有名なフォーラムです。本フォーラムでは、国務院メンバーが中央政府の直面している課題、政策の概要を説明し、新たな発展のための目標を報告します。また、海外からの出席者や研究者が中国の政策決定者と面会し、戦略の方向付け、政策に関する議論に参加するというユニークな機会でもあります。

中国における日立グループについて

中国は、日立グループにおいて最も重要な市場のひとつであり、177のグループ企業と約46,400人の従業員を擁しています(2014年3月末現在)。中国における日立グループの2013年度の売上高は、1兆736 億円に達し、日立グループ全世界売上高の約11%を占めています。日立グループは、「社会イノベーション事業」に注力し、中国の資源循環・低炭素経済に貢献していきます。詳しくは、日立中国のホームページ(http://www.hitachi.com.cn)をご覧ください。

以上

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