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2015年3月23日
株式会社日立パワーソリューションズ
ICT活用による高度保守サービスを提供
株式会社日立パワーソリューションズ(取締役社長:浦瀬 賢治、以下、日立パワーソリューションズ)は、保守サービスの基盤である「遠隔監視センタ」にICT*1機能やCTI*2を導入したヘルプデスク機能を追加するなどの高機能化を図り、2015年10月から運用を開始します。併せて、全国約40カ所の保守サポート拠点のサービス網との連携を強化し、安心と迅速・的確なメンテナンスサービスを実現することでお客さまの設備保守を強力に支援します。
日立パワーソリューションズは、2001年2月から「遠隔監視センタ」の運用を開始しており、常用ディーゼル発電設備やガスエンジン発電設備、無停電電源装置、風力発電システム、情報・制御システムなどの幅広い設備を対象に、256サイトを24時間体制で監視してきました。近年、設備の状態監視や復旧サービスだけでなく、故障による想定外の設備停止を防止するなど、メンテナンスサービスの高度化が求められ、予防保全によるコストミニマム化への期待が高まっています。
日立パワーソリューションズは、設備の長期保守における豊富な実績と経験を有し、全国約40カ所のサポート拠点にサービスエンジニアと保守部品を配置することで、迅速な復旧サービスも行うなど、トータルでのメンテナンスサービスを提供しています。また、長年培ってきた保守サービス事業のノウハウとICTおよびデータマイニング技術*3を組み合わせて開発した、予兆診断システム「HiPAMPS」により、設備の状態変化や異常の兆候を診断することができ、生産設備分野で多くの導入実績を有しています。
今般、お客さまのニーズに応え、従来の「遠隔監視センタ」での24時間365日体制による監視サービスに加え、予兆診断システムなどのICT機能を追加することで、設備の安定稼働を支援します。また、ヘルプデスク機能を強化することにより、対応の迅速化を図るとともに、保守履歴をデータベース化することにより、ノウハウを蓄積する環境を提供します。さらに、お客さまによる設備のオンライン監視業務を効率化することができる設備稼働状況の「見える化」サービスも提供を開始します。
新しい「遠隔監視センタ」では、電力、インフラ、社会・産業のあらゆる設備をインターネットに接続することで、データを収集・分析し、設備の安定運転・運用性向上を図りたいというお客さまのニーズに応える高度保守サービスの提供をめざします。また、全国に展開しているエンジニア部隊との連携を強化することで、より確実で迅速な復旧サービスを提供する体制を構築し、設備の高効率で安定な稼働を支援します。
「HiPAMPS」は(株)日立パワーソリューションズの登録商標です。
経営企画本部 遠隔監視高度化センタ [担当:小澤]
〒317-0073 茨城県日立市幸町三丁目2番2号
TEL 0294-22-7111(代表)
システム開発本部 情報システム部[担当:塩原]
〒312-0005 茨城県ひたちなか市新光町38番地 ひたちなかテクノセンタービル
システム開発本部情報システム部
TEL 029-264-2243
以上