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2015年3月19日
株式会社日立製作所
日立アジア(マレーシア)社
Sunway PFM Sdn. Bhd.
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原敏昭/以下、日立)、日立アジア(マレーシア)社(社長:酒井真一)およびマレーシアのSunway PFM Sdn. Bhd.(マネージングダイレクター:ダット ニョ ウン イエン/以下、サンウェイ PFM社)は、エネルギーマネージメント分野での協業に関する覚書を締結しました。日立とサンウェイ PFM社は、今後、サンウェイグループが所有・運営する不動産において、日立の省エネや制御などのエネルギーソリューションを導入するための実証試験を共同で行います。日立の技術やノウハウを活用し、サンウェイが所有・運営する施設のエネルギー効率を上げることで、マレーシアでの低炭素社会の実現に貢献することをめざします。
サンウェイグループと日立は戦略的ビジネスパートナーとして、2013年4月にSunway Technology Sdn Bhd.と株式会社日立システムズがITサービスを提供する合弁会社であるHitachi Sunway Information Systems Sdn. Bhd.(以下、日立サンウェイ)を設立して以来、幅広い分野での協業や提携について協議してきました。
今回締結した覚書による取り組みの第一弾として、サンウェイグループの本社ビルであるメナラ サンウェイにおいて省エネ関係の実証試験を実施します。本実証試験で有効性が認められた場合、他の施設での更なる試験や、商用化に向けた検討を行う予定です。
サンウェイグループは、不動産業の建設から運営までを行うマレーシアの複合企業体です。住宅やホテル、商業、レジャー関係など幅広い施設をマレーシアおよびグローバルに開発、所有しています。マーケットリーダーとしてのポジションを保持すべく、技術力の向上に取り組んでおり、最近では、日立サンウェイと共にグローバルIT企業と提携し、クラウドベースのソリューションを導入することでサンウェイのグローバル拠点50箇所の運営効率向上を図るプロジェクトを推進し、また、日立サンウェイがサンウェイメディカルセンターに次世代病院情報システムを導入を手掛けました。
日立は、ASEANに向けたエネルギーマネージメント事業を展開しており、そのノウハウを活用した最適なソリューションをサンウェイグループに提供します。社会イノベーション事業を通じ、社会や顧客が抱える課題の解決や、人々の豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
サンウェイは1974年に小規模な錫採掘の会社として設立され、その後、12の事業分野でグローバルに50拠点をもつマレーシアを代表する複合企業体となりました。不動産の建設から運営をコアに、建材、レジャー、ヘルスケア、教育、不動産投資信託などの事業を展開しています。詳細はwww.sunway.com.myをご覧ください。
以上