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企業情報ニュースリリース

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2015年2月11日

米国日立データシステムズ社がペンタホ社を買収

多種多様な業種に共通的に利用できるビッグデータ利活用基盤を新たに構築し、
社会イノベーション事業のグローバル展開を加速

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)の米国子会社であるHitachi Data Systems Corporation(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ市、CEO:Jack Domme(ジャック ドメ)/以下、日立データシステムズ社)は、このたび、ビッグデータアナリティクスソフトウェアを開発、提供するPentaho Corporation(本社:米国フロリダ州オーランド市、CEO:Quentin Gallivan(クエンティン ギャリバン)/以下、ペンタホ社)を買収することで、同社と合意しました。両社は今後、本契約に基づき、2015年6月末までの買収完了に向けた手続きを進めます。

  無線通信、制御技術などの発展に伴い、あらゆるモノがインターネットで接続されるIoT(Internet of Things)が広がると同時に、社会や企業が保有するデータは増加かつ多様化しています。これに伴い、データをリアルタイムに分析し、サービスの向上や新規ビジネスの早期立ち上げにつなげるビッグデータ利活用のニーズが急速に拡大しています。

  ペンタホ社は、業界有数のハードウェアベンダやシステムインテグレータを含む強固なパートナー基盤を有すると同時に、世界180カ国以上に1,200を超える顧客基盤を持つ、ビッグデータアナリティクス分野のリーディングカンパニーです。ペンタホ社は、高度なデータ統合、分析、可視化技術を持ち、それらの機能を統合して提供することでビッグデータ利活用基盤の迅速かつ柔軟な構築を実現しています。同社の開発するビッグデータアナリティクスソフトウェアは、多種多様なデータに対応し、さまざまな業務システム、アプリケーションのデータを統合して多角的に分析、可視化することが可能です。

  一方、日立は、社会や企業が抱える課題、ニーズをプロダクト、サービス、ITを組み合わせ解決する社会イノベーション事業をグローバルに推進しています。社会や企業が抱える課題、ニーズを解決する上で、IoTやビッグデータ利活用の重要性が高まっており、日立は、上流のコンサルティングを起点としたトータルソリューションの提案から、グローバルに約100以上の国と地域に拠点を有する日立データシステムズ社を中核としたITプラットフォームやクラウドサービスの提供まで、ビッグデータ利活用におけるグローバルバリューチェーンの強化、拡大を図っています。

  日立は、本買収により、ペンタホ社の先進的なビッグデータアナリティクスソフトウェアと技術・ノウハウを獲得し、日立の高信頼、高性能なITプラットフォームやデータ管理技術などと連携させることで、多種多様な業種が共通的に利用できる新たなビッグデータ利活用基盤を構築します。この基盤を活用し、日立グループが展開するエネルギーや交通、ヘルスケアなどのインフラシステムと組み合わせた新たなサービスを開発するとともに、グローバルなコンサルティングネットワークなども活用し、社会イノベーション事業のグローバル展開を加速していきます。

日立データシステムズ社について

本社米国カリフォルニア州サンタクララ市
代表CEO:Jack Domme (ジャック ドメ)
拠点米州や欧州、アジアをはじめとする全世界100以上の国と地域
従業員数約6,500人
事業内容ITプラットフォーム、ソリューション事業
ウェブサイト(英文)http://www.hds.com

ペンタホ社について

本社米国フロリダ州オーランド市
代表CEO:Quentin Gallivan(クエンティン ギャリバン)
拠点米国、英国、ドイツ、オランダ、ポルトガル他
従業員数約300人
事業内容データ統合、分析/可視化などビッグデータアナリティクス関連ソフトウェアの
開発、販売、サポート
ウェブサイト(英文)http://www.pentaho.com

以上

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